会長挨拶

このたび第32回日本大腸検査学会総会を、平成26年9月6日(土)、東京都千代田区 帝京大学霞ヶ関キャンパスにて開催させていただくことになりました。日本大腸検査学会は、伝統ある大腸検査法研究会の業績を継承し、大腸検査に関する基盤的、並びに臨床研究の促進発展を通じて社会福祉に貢献することを目的としており、この会をお世話することができ誠に光栄に存じます。

会員の皆様に御満足いただけるよう1日ではありますが、教室員一同、鋭意準備を進めて参ります。

今回は主題として、最近著しく増加している大腸憩室出血、大腸ESD、炎症性腸疾患をテーマに致しました。特別講演は薬剤性腸疾患を中心に、藤田保健衛生大学医学部 消化管内科教授 平田一郎先生にお願い致しました。また大腸検査の今後の更なる発展のために有望なvirtual colonographyやカプセル内視鏡に関しても御講演いただきます。更に高齢者社会になるとともに増加している各種癌に対する放射線治療後の放射線腸炎の現状についても検討したいと考えております。

以上のようなテーマで特別講演、シンポジウム、教育セミナー、イブニングセミナー、ワークショップなど多彩な企画を盛り込んで構成致しました。会員の皆様には新しい情報を提供するとともに、憩室出血、放射線腸炎など多くの施設からご演題を頂きやすい企画となっております。是非多くの皆様の御参加を心よりお待ち申し上げます。

第32回日本大腸検査学会総会
会長 久山 泰
(帝京大学医学部内科 教授)

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