会長挨拶

第16回学術集会開催にあたって

第16回国立病院看護研究学会学術集会を12月8日、広島国際会議場で開催させていただくことになりました。中国四国地区での開催は8年ぶりになります。全国からお集まりいただく皆様にとって有意義な学術集会となりますよう準備を進めてまいります。

本学術集会のテーマは、

「看護の知を育み発展させよう ~人々に寄り添う看護の創造~ 」としました。

今の時代は高齢化が急速に進み、医療の発展も目覚ましく医療環境が大きく変化する時代にあると言えます。また医療の受け手のニーズも多様化し、安心と納得の医療の提供には、看護の力が大きく期待されています。安心と納得の医療に必要な看護、そして人々に寄り添う看護は、看護の知を発展させ私たちにできることを創造していくことで実現可能なものになると信じています。

また私たち看護職は、経験を重ねリフレクションを繰り返しながら看護の知を育んでいます。そして看護の知を蓄えながら成長し続けています。人々の困難な状況にもチームで様々な「知」を出し合いながら解決し、高いアウトカムを生み成果を出します。この看護の知を育むことも大切な課題です。

この学術集会が、人々に寄り添う看護の創造になることを願い、参加される皆様が看護の知を発展させ看護を大きく創造できるものになるよう努めて行きたいと考えています。

多くの皆様のご参加を心からお待ちしています。

会長 鳩野 みどり

(独立行政法人国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校 副学校長)

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