大会事務局

東京歯科大学 臨床検査病理学講座
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準備委員長 村上 聡

大会長挨拶

第29回日本臨床口腔病理学会第11回日本口腔検査学会総会・共催学術大会
大会長 井上 孝 
日本口腔検査学会理事長
日本臨床口腔病理学会常任理事
東京歯科大学臨床検査病理学講座 主任教授

この度、第11回日本口腔検査学会(日本歯科医学会認定医分科会)が、第29回日本臨床口腔病理学会(日本歯科医学会専門分科会)と合同で開催される運びとなりました。メインテーマは、「口腔専門医に求められるオートノミー」と題し、超高齢社会を迎えた日本において、両学会の抱える専門医のあり方を取り上げました。

注目すべきシンポジウムとしては、両学会に加え、日本口腔内科学会および日本口腔診断学会を加えた4学会による「口腔粘膜疾患へのアプローチ」と題し、各学会からの視点で口腔粘膜疾患を討論することを企画しました。その基調講演としては「皮膚科からみた口腔粘膜疾患」とし、高橋槇一教授(東京歯科大学市川総合病院皮膚科)にお願いし、医科歯科連携を見据えたお話を頂戴する予定です。共催2学会のシンポジウムとして、団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題を見据えた「これからの歯科保健医療ビジョンを踏まえた歯科専門医を考える」と題し、歯科医学会会長、歯科医師会常務理事と厚生労働省医政局そして両学会の代表者による討論を企画しました。

2学会個別のプログラムとして、日本口腔検査学会では日本学術会議主催・日本口腔検査学会共催のシンポジウムを開催いたします。

日本臨床口腔病理学会では、医科病理専門医の先生を座長にお迎えし、症例検討セッションを設けました。さらに、特別公演としては、慶應義塾大学医学部病理学教室主任教授の坂元亨宇先生に、「肝細胞癌の発癌進展過程・個別化診断に病理学はどこまで迫れるか」と題してお話しいただきます。

なお、一般演題は両学会の共通セッションとして設けました。

本学会を通じて、大きな転換期にある日本の歯科医療の未来、口腔の専門医のありかたについて、学会の垣根を超えて皆様と考えてみたいと思います。たくさんの皆様のご参加をお願い申し上げます。

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