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ご挨拶

特定医療法人あかね会中島土谷クリニック
院長 森石 みさき

この度、第25回日本腹膜透析医学会学術集会・総会を、2019年11月23–24日に広島国際会議場において開催することになりました。本大会は広島では3回目の開催となりますが、新世代となる本年に担当させていただけることを光栄に存じます。

日本は4人にひとりが65歳以上という超高齢社会を迎え、医療の改革がすすめられています。透析医療においても地域包括ケアシステムの構築に向けた在宅医療としての透析の推進が求められています。腹膜透析は在宅医療であり、循環動態の安定性から、乳児から高齢者まで対応できる柔軟性を持ち合わせています。特に、高齢者においては地域包括ケアシステムを活用し、これまでの生活を変えることなく透析治療を終末期まで継続が可能です。また、腹膜透析はCAPD、APD、HD併用など多様な治療方法から、自由度の高い生活が可能で、社会復帰から腎移植への架け橋としても高い有用性が示されています。腹膜透析は超高齢社会に適した透析方法です。この日本の医療の変革期に、腹膜透析の果たすべき役割を明確に示すことが重要と考えます。

本学術集会・総会のメインテーマはPD MIRAI PROJECTといたしました。変革期を迎えた腹膜透析のMIRAIに向けたあり方を皆様と共に論議したいと考えています。超高齢社会に向けた腹膜透析、地域包括ケアシステムの活用、腹膜透析関連の感染症、貧血、MBD、心疾患、医療保険、ガイドライン等のシンポジウム、ワークショップ、特別公演、教育講演を企画しています。また、腹膜透析の教育にも重点をおき、医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、栄養士、MSWに向けた腹膜透析入門講義も予定しています。

秋の観光シーズン真っただ中、11月23〜24日の会期となり大変恐縮ですが、皆様にご参加いただき、共に腹膜透析の未来を創造してくださることをお願いし、ご挨拶の言葉といたします。

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