公益社団法人 東京都診療放射線技師会
E-mail:taikai2021@tart.jp

学会の見どころ

その1

緊急告示

以下の期間で当日登録を実施します.
Web参加希望の方も参加登録が出来ます.

当日登録(会場) 2021年11月12日—14日

会場にてお願いします.

Web登録(Web)2021年11月15日—19日

https://jartis.force.com/crm/s/login/

37thJCRT / 23rdAACRT / 28thEACRT について

  • Web開催では、開会式、特別講演、分科会企画、ランチョンセミナー、モーニングセミナーなど、多くの企画をWeb配信予定で、会場に来れない方も十分にWebサイトで学会を堪能できます。
    またWeb口述発表は地元(施設、自宅)に居ながら質疑応答も可能です。
  • 23rdAACRT/28thEACRTはWeb開催となりましたが、会場では海外サイトを設け、雰囲気を味わって頂く予定でおります。海外サイトに入るためにはAACRT/EACRTサイトから参加登録をお願いします。

Web参加でも会場参加と同様の内容です
多くの方の参加をお待ちしております

その2

充実したWebコンテンツ

  • ハイブリッド開催のため、Webサイトでした見られないサイトがあります。
    東京都診療放射線技師会のWeb企画のワンコインセミナーは、25のコンテンツからなります。東京都診療放射線技師会では、毎年多くのセミナーを開催しており、現場に即応できるセミナーなどを中心に開催してきました。
  • 今回は過去のセミナーより厳選したテーマをお届けしようと思います。具体的には疾患、装置、医療環境を中心に15分前後の動画を配信いたします。
  • Covid-19が猛威を振るう中、会場への参加を危惧して、学会の参加を迷っている方も少なくないかと思います。充実したWebサイトに注目をお願いします。

研究発表方法は2通り・・・・・

  • 会場口述発表→従来通り会場での口述発表
    WEB口述発表→地元(施設、自宅)からWeb上での発表
  • Web口述発表は会場へ赴くことなく、オンラインを使用しての発表です。
    会場に来れない方は、是非、Web口述発表を利用して、発表をお願いします。
    発表の様子は会場でも配信しますので、質疑応答も可能です。

多くの演題登録をお待ちしております!!!

その3

気になる企画ベスト3

  • 1位 タスクシフティング

    2019年10月から実施されている医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会において,6分野,286業務・行為について,現行制度の下で実施可能な業務,現行制度では明確に示されていない業務,現行制度上実施できない業務の3グループに分類し,議論が交わされました.現行制度上実施できない業務については,養成課程において必要な教育内容を追加するとともに,すでに資格を取得済みの者については,法令により厚生労働大臣が指定する研修を受講することを業務実施の要件とし,研修の受講が義務化されました.また早期にタスク・シフト/シェアが実施されることが望ましいとされ,すでに本会は告示研修を開始したところです.
    この研修は,全国の診療放射線技師免許取得者約5万5千人全てを対象とする義務研修であることから,厚生労働省の指導の下,一般社団法人日本臨床衛生検査技師会,公益社団法人日本臨床工学技士会とコンセンサスを図りながら研修システムの構築が行われました.また医師の時間外労働の上限規制が適用される2024年4月に向けて,医師の労働時間短縮を進める観点から,研修会実施の全国展開をスピード感を持って行っていく必要があり,47都道府県(診療)放射線技師会には効率的な実施にご協力をお願いしているところです.
    本シンポジウムでは,タスク・シフト/シェアの概要と法令改正の経緯,本会の取り組みと告示研修の実施,他団体の活動,診療放射線技師の実践例について取り上げます.基調講演として,医師の働き方改革のためのタスク・シフト/シェアの概要と診療放射線技師への期待について厚生労働省よりご講演を頂きます.本会からは,タスク・シフト/シェアに対する取り組みとさらなる貢献について,また告示研修とその運用について具体的に説明します.さらに本会のタスク・シフト/シェア推進の参考にさせていただくため,一般社団法人日本臨床衛生検査技師会と公益社団法人日本臨床工学技士会の取り組みと実践についてご紹介いただきます.最後に,診療放射線技師へのタスク・シフト/シェアについて実際に取り組みを始めた施設から、特に造影検査における静脈路確保の実践についてご紹介いただきます.
    本シンポジウムから,タスク・シフト/シェアの意義をご理解いただき,診療放射線技師に期待されるタスクを日常業務の中でいかに安全かつ効果的に運用し,チーム医療に貢献するかを考える機会になれば幸いです.

  • 2位 JART-JCRT特別企画
    1. なぜ生殖腺防護不要の流れとなってきたのか─エビデンスとコミュニケーションの必要性─
      【背景】世界に目を向けてみると,一般撮影における生殖腺(性腺)防護シールドの使用については多様のようである.昨今,米国放射線防護審議会(NCRP)や米国医学物理学会(AAPM)では,「防護シールドの使用は放射線診断において正当化されない」という声明が出されている.このような流れから,本邦においても生殖腺防護について考えていく必要がある.
      【歴史】放射線による人体影響の報告は,レントゲン博士によるX線発見の翌年から始まっている.またヒト以外の生物による結果からは,不妊や世代をまたぐ影響も確認されたとされ,遺伝性突然変異の誘発にはしきい値がないという仮説が一般的な考え方となった.国際放射線防護委員会(ICRP)は遺伝線量限度を定め遺伝的リスクの軽減をうたい,生殖腺に対する当初の組織加重係数もICRP Publ.26(1977)では0.25と,どの臓器・組織よりも高い値であった.しかしながら,その後の生物学的研究や長年にわたる結果からは,ヒトにおける遺伝的影響などが見られず,その係数はPubl.60(1990)で0.2,Publ.103(2007)では0.08と当初の3分の1程度まで引き下げられている.
      【根拠】生殖腺防護シールドが不要とされる根拠について,NCRPでは以下のように述べられている.まず,撮影線量が1950年代に比べ95%以上も減少しており,ごくわずかな放射線量で十分な診断が可能となっていること,生殖腺の放射線感受性はこれまで考えられていたよりもはるかに低いことなどを前提とし,適切な放射線量で撮影技術があれば問題はなく,逆にシールドが診断の邪魔となり確認すべき病変の見落としや再撮影などにより,かえって不利益を増やす可能性があるとしている.
      【まとめ】生殖腺(性腺)防護シールドの使用については被検者の便益を第一に,不必要ならば被検者への十分な説明が欠かせない.コミュニケーション術は最も重視すべき点であるが,他学会・団体とも密にし,その方向性や内容については議論が必要であろう.
    2. JSRT調査班アンケートからみる我が国の生殖腺防護の実際
      米国医学物理学会(AAPM)や米国放射線学会(ACR),米国放射線防護審議会(NCRP)の生殖腺防護の継続中止の勧告を受け,世界的に生殖腺防護廃止に向けた動きが高まっている.わが国も生殖腺防護実施に対する指針策定に向け,日本放射線技術学会66(1194)◆ 日本診療放射線技師会誌2021. vol.68 no.829(JSRT)に小児股関節撮影における生殖腺防護に関する検討班が設けられた.本検討班では,わが国の小児股関節撮影における生殖腺防護の現状把握を目的にオンラインアンケートを実施し,176人の方より回答が寄せられた.回答者の約80%が小児股関節撮影の生殖腺防護を実施しており,多くの回答者が生殖腺防護継続の理由として,以前からの慣習であることを挙げていた.また90%を超える回答者が,生殖腺防護が原因となる再撮影を経験していた.なお,AAPMやACR,NCRPなど,海外の生殖腺防護継続中止に関する勧告が発出されたことを知っていたのは回答者の40%程度であった.
    3. 医療被ばく低減施設認定審査から見た防護の問題点 (公社)日本診療放射線技師会では,2001年より放射線診療の正当化と放射線防護の最適化を実践している施設を医療被ばく低減施設として認定している.認定審査では書面審査と訪問審査が行われ,理事会により任命されたサーベイヤーにより審査基準にのっとった審査が行われる.審査項目には正当化と最適化および医療安全への取り組みや関係法令の順守など,施設全体での取り組みも含まれており,生殖腺防護に関しては施設の方針の順守状況を確認するほか,マニュアルへの明記も求めている.訪問審査により散見される事例の一つとして,照射記録の不備がある.具体的には一般撮影でのデフォルト値(既定値)であり,診療放射線技師法違反とも考えられる.また被ばく線量を遡そ及きゅう的に評価できないため,患者からの問い合わせにも対応困難となることが予想されるなど,改正医療法施行規則にも抵触する可能性があると考える.生殖腺防護に関し訪問審査から見た現状と問題点を共有したいと考える.
    4. 生殖腺(性腺)防護は撤廃可能なのか ─現場での対応─
      本年1月に,米国放射線防護審議会(NCRP)より一般撮影時に生殖腺または胎児を放射線から防護する行為はメリットが少ないとの見解より,2021年1月13日付で性腺防護を行わないことを推奨した.これにアメリカ・イギリス・オーストラリアが賛同し,世界的に性腺防護は行わない方向となってる. 日本では,昭和の時代から本件に対する賛否があり,一方向にまとめることが困難であると考えているが,現場視点からの見解を出してみたいと思う.__
  • 3位 東日本大震災から10年・・・・・
    2011年3月11日14時46分 東日本を襲ったM9.0の大地震。発生と同時に福島原子力発電所にも大きな被害が発生。全国から多く診療放射線技師が現地に集まりました。その中で、日本診療放射線技師会でも住民サーベイ活動のため、3月16日より現地に12名の診療放射線技師を第一陣として送り込みました。
    一方、我々の行動と災害の記憶は時とともに薄れていきます。風化させないため、放射線災害への取り込みと災害の復興について企画をしました。
    <予定>
    11月13日(土)15時~第1会場 シンポジウム「風化させないために・・・」
    11月13日(土)16時~第1会場 市民公開講座 語り部

多くの方のお越しをお待ちしております!!!

その4

学会への道~Go To Tokyo~

  • ネットワークナウに2020年12月号から学会開催月まで掲載しているおなじみの記事です。学会への道~Go To Tokyo~と題して、本学会テーマについてや東京の見どころなどを満載してあります。来場の際は、改めて東京の再発見のヒントにしてみては如何でしょうか

控えめに!!!東京の再発見をしてくださいm(_ _)m

その5

学会を堪能しましょう

  • 学会へ参加する目的は学術的な研鑽はもちろんですが、普段会えない方、旧友との交流の場でもあります。密にならないように、感染対策を十分に行い、時間の尽きない団欒を楽しんでください。

多くの方の参加をお待ちしております!!!

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