謹啓 この度、第3回日本リンパ浮腫治療学会学術総会を横浜市立大学形成外科学教室で主催させて頂きます。会期は平成30年9月8、9日(土、日)、会場は横浜開港記念会館を予定しています。今回のテーマは、「リンパ浮腫治療の標準化を目指して」といたしました。未だリンパ浮腫の治療において保存療法、外科療法ともに職人の技が必要とされていますが、地域によっては職人の技を受けることができない所もあります。しかし、最近、新たな診断技術の登場や医療機器、治具の開発により、職人技を必要としなくともある程度の治療成績を上げることができる治療法の標準化が可能となってきています。そこで、今回は保存療法、外科療法における治療の標準化を目差し、いくつかのシンポジウムを企画したいと考えています。
会場となる横浜開港記念会館は大正6年に完成した歴史ある建物で、「ジャックの塔」と呼ばれる時計台が目印となっている横浜の観光スポットです。みなとみらい線日本大通駅から近く、また横浜港の大桟橋や横浜中華街へも徒歩で行くことができます。少し足を伸ばせば赤レンガ倉庫へも行くことができる最も横浜らしい場所です。皆様の時間が許せば会場周辺の施設を楽しんで戴けると思いますので、多くの方々のご来場をお持ちしております。 謹白
2018年1月吉日
第3回日本リンパ浮腫治療学会学術総会
会長 前川二郎
(横浜市立大学形成外科学教室 主任教授)