▶ ご挨拶

第25回日本婦人科がん分子標的研究会
会長 井箟 一彦
(和歌山県立医科大学 産科婦人科学講座 教授)
この度、2026年11月14日(土)、15日(日)の2日間、和歌山県白浜温泉の白浜ホテル・シーモアにおいて、第25回日本婦人科がん分子標的研究会を開催することとなりました。この歴史ある婦人科がん研究の学会を25回目という節目で担当させていただくことを大変光栄に思っております。
本会の歴史を紐解きますと、本会に先立って1998年に日本産婦人科テロメラーゼ研究会を防衛医科大学の故菊池義公教授が立ち上げられ、テロメラーゼの基礎研究や臨床応用に関して熱く語り合う会として発展し、2001年まで4回のテロメラーゼ研究会が開催されました。その後、テロメラーゼに限定せず、婦人科がんの遺伝子変異や分子標的・バイオマーカーなど広く婦人科がんの基礎研究やTRを発表・議論する会として、金沢大学の故井上正樹教授が2002年に第1回日本婦人科がん分子標的研究会と名称を変えて開催されました。
その後25年間、菊池先生、井上先生の思いを引き継がれた歴代の婦人科がん研究の第1人者の先生方が学会長となられて発展してきました。近年、臨床試験や臨床研究が重視される中で、基礎研究にしっかり根ざした発表を1つの会場に全員が集まって自由闊達に意見し、ときには若手研究者を叱咤激励するというこの学会の伝統をしっかり引き継げるよう、医局員一同、鋭意準備を進めています。1日目のオープニングレクチャーでは、婦人科がん病理の第1人者であられます熊本大学病理診断科教授の 三上芳喜先生のご講演を、2日目の教育講演では、日本のがんゲノム研究の第1人者で私どもとも共同研究をさせていただいている近畿大学医学部長・ゲノム生物学教授の西尾和人先生のご講演を予定しております。
白浜は温泉や海の幸だけでなく、風光明媚な海岸や(パンダはいなくなってしまった)、足を伸ばせば世界遺産の熊野古道も近く、学会の前後でリラックスして疲れをとっていただければ幸いです。羽田からは直行便の空路で1時間、新大阪方面からは特急くろしおで2時間です。多くの先生方のご参加をお待ちしております。11月の晩秋の白浜で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
