大会長挨拶

特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会
第45回年次大会(2027年 名古屋大会)
大会長 今枝 常晃
このたび、第45回日本臨床歯周病学会年次大会を中部支部主幹のもと、2027年6月18日(金)~20日(日)の3日間、名古屋国際会議場にて開催いたします。
名古屋での開催は2014年以来、13年ぶりとなります。本来2020年に開催予定であった大会は、残念ながら新型コロナの影響により中止となり、実現には至りませんでした。今回の開催は、その想いを受け継ぐとともに、新たな一歩を踏み出す「再起の一戦」であります。
我が国は少子高齢化の進行に伴い、医療費の増大という課題に直面しています。その中で歯周治療は、口腔内のみならず全身の健康維持や健康寿命延伸に寄与する重要な医療として、その役割がますます高まっています。歯周炎という慢性炎症に対峙することは、まさに我々の日常臨床の中心であり続けています。
本大会では、
「天下分け目のペリオ合戦 ~治らぬなら 治してみせよう 歯周病~」
を大会タイトルに掲げました。
ペリオを軸に、補綴・矯正・インプラント・生活習慣といった各分野の知見を融合し、多角的視点から包括的な治療戦略を再考します。歯周病という難敵に対し、炎症と力のコントロールを基盤に、長期安定を見据えた臨床のあり方を探求し、臨床における“勝ち筋”を見出す場としたいと考えております。
プログラムでは、海外演者としてハーバード大学のLorenzo Tavelli先生を招聘し、歯およびインプラント周囲における軟組織マネージメントの最前線をご講演いただきます。また、同テーマのハンズオンセミナーを通じて、臨床に直結する実践的技術の習得を目指します。さらに、歯科衛生士委員会主催のCECセミナー(SRP)をはじめ、多職種連携を重視したプログラムを多数企画しております。
本大会が、参加される皆様にとって新たな知見と気づきを得る場となり、それぞれの臨床における確かな“勝ち筋”を見出し、歯周治療の勝鬨を上げる契機となれば幸いです。
知と技を結集し、歯周病に挑む。
いざ、尾張の国、名古屋へ!
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

