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事務局

令和6年度日臨技近畿支部医学検査学会(第63回)事務局/公益社団法人 大阪府臨床検査技師会内

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ご挨拶

増田 詩織
令和6年度日臨技近畿支部医学検査学会(第63回)
学会長  増田 詩織

令和6年度日臨技近畿支部医学検査学会(第63回)は、令和6年11月3日(日祝日)、4日(月振休)に、大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)において、公益社団法人大阪府臨床検査技師会が企画・担当させて頂くことになりました。担当府県を代表いたしましてご挨拶を申し上げます。

臨床検査は、現代医療において欠かせない重要な役割を果たしています。患者の診断から治療、健康管理に至るまで、検査の結果は医療従事者にとって貴重な情報源です。私たちの使命は、常に最新の知識や技術を追求し、患者の健康と福祉に貢献することです。

新型コロナウイルス感染症は、確保病床に依らない診療体制、新たな報酬体系の見直しなど通常の対応へ完全移行となりました。医療施設では恒常的な感染症対応に向けた体制の再構築が進められています。また能登半島地震では、多くの方が犠牲・被災に合われ、復旧復興に向け支援を必要とされています。また被害状況と支援体制の情報を共有し、全国的に災害対策の構築が進められています。臨床検査において感染や災害の経験をもとに新たな体制構築が必要になっています。

また、働き方改革による時間外労働の上限規制、さらには人口減少と超高齢化社会など社会構造的な課題は増える一方です。近い将来に医療の需要と供給とのバランスが崩れ、医療従事者の雇用環境もさらに厳しくなると言われています。そのような厳しい社会情勢下であっても、我々はモチベーションを保ち、臨床検査の新しい技術と学識を身に付けながら前進していかねばなりません。

このような社会背景から多角的な視点・観点から未来の臨床検査を探求するため、学会テーマを「未来共創 ~次世代とともに~」と致しました。みんなが健康で幸せな人生を送る。みんなで助け合い力をあわせて明るい社会を創る。臨床検査技師がみんなの憧れる職業になる。臨床検査がどんどん進化を続ける。そんな希望をもとに、みなさまと臨床検査を一緒に考える機会にしたいと思います。

今回も第65回日本臨床検査医学会近畿支部総会、第43回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会と同時開催となります。3団体共同セッションとしてR-CPCも行う予定にしています。大阪ならではの文化講演、教育講演やシンポジウム等の学術特別企画、学生・若手技師による特別企画、災害対策等の企画、そして賛助会員のご協力によるランチョンセミナーを予定しています。

会員各位におかれましては、EXPO2025の開催を目前に控え変わりつつある大阪にお越しいただき、臨床検査の新しいカタチに接し交流を深めていただきたいと思います。皆様とお会いできることを大阪府臨床検査技師会会員一同、心よりお待ち申し上げます。

渡邉 幹夫
第65回日本臨床検査医学会近畿支部総会
大会長  渡邉 幹夫

(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体病態情報科学講座 教授)

第65回日本臨床検査医学会近畿支部総会を、令和6年11月3日(日)と4日(月)に開催させていただくにあたり、ご挨拶させていただきます。このような機会を賜り、ご関係各位に深謝申し上げます。

本会の特別講演には大阪大学の三善英知教授をお招きし、長年続けてこられた糖鎖研究を踏まえ、糖鎖解析を臨床検査へ応用する夢を語っていただく予定です。また、シンポジウムとして「ドライラボでの臨床検査研究」をめぐって、バイオインフォマティクスや統計学的なモデル解析の概要とその具体的な応用例を数名の先生方にお話しいただく予定で、ウェットなラボとは一味違う異次元の臨床検査研究の世界を少しでも感じていただければと考えております。そして、何よりも検査医学に携わっておられるみなさまより、一般演題をたくさんエントリーしていただき活発な討論の場としていただければと考えております。

例年通り本学会は、第63回日臨技近畿支部医学検査学会ならびに第43回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会との同時開催となっております。同時開催ということは相互によいところをシェアできる機会を、3つの学会が共同して設けているということでもあります。これらの会にご参加になっている臨床検査技師や企業のみなさまもぜひ本会講演をご聴講いただけましたら幸いです。

せっかくの秋の連休での開催となりますが、お一人でも多くの皆様にご参加いただき、新しい臨床検査の研究や応用について意義ある情報を得る機会としていただけましたら幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

最後になりましたが、本会を開催するにあたりご指導・ご教示いただいた支部長の山﨑正晴先生をはじめとする日本臨床検査医学会近畿支部の先生方、大阪府臨床検査技師会、日本衛生検査所協会近畿支部の先生方に深謝申し上げ、同時開催される3つの学会が実り多きものとなるよう願っております。

瀧本 秀樹
一般社団法人日本衛生検査所協会近畿支部
学術副委員長  瀧本 秀樹

第43回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

本年度も、日臨技近畿支部医学検査学会ならびに日本臨床検査医学会近畿支部総会との同時開催の形式で開催出来ます事、大変 ありがたく感謝しております。

臨床検査に関連する会員が、一同に会し行われる意義について、深く感銘いたします。

本年度は、診療報酬改定があり、法律改正に伴う省令改正後の衛生検査所指導要領に関する変革の中で我々も柔軟に対応し、国民から必要とされる臨床検査の提供を新たな飛躍に向けたステップアップが出来るように、関連会員の皆様と共に考えていきたいと思います。

臨床検査は医療の一部に過ぎないかもしれません。しかし、予防・診断・治療に欠くことのできない諸検査を迅速で精度の高い標準化された付加価値のあるデータ提供により、医療界への貢献の使命をもって邁進しております。

今回、日本衛生検査所協会近畿支部では、11月3日(日)に一般演題発表会を開催する予定です。
何卒 多くの皆様のご参加いただけますよう 宜しくお願いいたします。

最後に、企画運営等にご協力いただいた関係各位様にお礼と皆様にとつて本学会が有意義な学会になることを祈念してご挨拶とさせていただきます。

同時開催:第65回日本臨床検査医学会近畿支部総会、第43回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会