大会長挨拶
このたび、第15回日本くすりと糖尿病学会学術集会を2027年10月30日(土)・31日(日)の2日間、東京都三鷹市の杏林大学三鷹キャンパスにおいて開催させていただく運びとなりました。
本学会は「薬剤師としていかに糖尿病治療に貢献するか」を理念に掲げ、糖尿病診療に携わる薬剤師の専門性向上と実践力の育成を目指して活動しております。近年、糖尿病治療は目覚ましい進歩を遂げる中で薬剤師には高度な薬学的知識のみならず、多職種と協働しながら患者中心の医療を実践する力が求められています。
本学術集会のテーマは、「糖尿病治療の真善美を探る ~西東京地域から発信する薬剤師の知と温故知新~」です。科学的根拠に基づく正しい医療(真)、患者にとって最善の医療(善)、そして多職種がそれぞれの専門性を発揮しながら調和のとれた医療を実践すること(美)。これらは糖尿病医療に携わる私たちが常に追い求めるべき価値であり、本学術集会ではその本質について改めて考える機会にしたいと考えております。
開催地を含む西東京地域は、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師をはじめとする多職種による糖尿病チーム医療が活発に行われており、地域全体で患者さんを支える取り組みが数多く実践されています。本学術集会では、こうした地域の実践から得られた知識や経験を全国へ発信するとともに、全国の皆様と交流を通じて新たな学びや連携を生み出したいと考えております。
「温故知新」の言葉が示すように、先人たちが築いてこられた知恵や経験を大切に受け継ぎながら、これからの糖尿病医療のあり方をともに考える場となることを願っています。本学術集会が参加者の皆様にとって実りある学びと交流の機会となれば幸いです。
西東京の地で、皆様をお迎えできますことを楽しみにしております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
第15回日本くすりと糖尿病学会学術集会
大会長 小林 庸子
(杏林大学医学部付属病院 薬剤部)
