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第43回日本骨・関節感染症学会
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会長挨拶

第43回日本骨・関節感染症学会学術集会開催にあたって

この度、第43回日本骨・関節感染症学会学術集会を、令和2年6月26日(金)、27日(土)の両日に、つくば国際会議場(つくば市)で開催することになりました。歴史のある本学会の学術集会会長の重責を務めるにあたり、身の引き締まる思いであります。

過去の本学術集会開催において、東京医科大学としては第26回の今給黎篤弘先生、第37回の山本謙吾先生、私の出身大学の筑波大学としては、第7回の林浩一郎先生、第31回の落合直之先生が会長を務めており、その後を継ぐ形での開催となりました。

第43回の日本骨・関節感染症学会学術集会では、「骨・関節感染症の病因・病態の再考」を学会テーマに開催いたします。近年骨・関節感染症の病因・病態について、培養技術の進歩・遺伝子学的アプローチなどにより新たな知見が出てきており、以前の常識が変わってきていることを再認識するため、学会テーマといたしました。またいつものように広く運動器の感染予防・対策、診断、治療についても討議して行きたい所存です。

日本骨・関節感染学会は、運動器部位別の各専門医学会の横断的な学会であると同時に、多領域の医学会とも関連する学際的な学会であります。本学術集会では、骨・関節感染症と関連する他の領域の先生を多くお招きし、病因・病態を再考したいと考えております。同時に骨・関節感染症の予防・診断・治療は多くのメディカルスタッフの方々に支えられており、「骨・関節感染症に対するメディカルスタッフの取り組み」として、メディカルスタッフセッションを開催いたしますので、ぜひ学会員の皆様からお声かけしていただければ幸いです。

私どもの東京医科大学茨城医療センターは、つくば国際会議場より車で20分ほどの茨城県阿見町にあります。阿見町は霞ヶ浦湖畔の小さな町で、病院は東洋一の海軍基地と呼ばれた霞ヶ浦航空隊の跡地に立地しております。本学術集会のポスターは、霞ヶ浦に浮かぶ帆引き船と阿見町より霞ヶ浦越しに見た筑波山を題材としております。帆引き船は、風力を利用し少ない人数で引網を操業する漁法に利用され、今では霞ヶ浦の観光風物詩です。本学術集会のロゴとして使わせていただきました。

優美な帆引き船の湖底では、深みを探索する引き網が仕掛けられております。本学術集会で病因・病態を再考し、骨・関節感染症の深みを探るような学術集会となるよう鋭意努力していきますので、皆様のご参加をよろしくお願いいたします。

令和元年11月吉日

第43回日本骨・関節感染症学会学術集会
会長 石井 朝夫

(東京医科大学茨城医療センター整形外科 教授)
(一般社団法人 日本・骨関節感染症学会 理事)

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