教職員のすべてがチームで取りくむ大学保健
～この大切な概念をいかに次世代に伝えるか～

第60回全国大学保健管理協会研究集会を、2022年10月19日（水）、20日（木）の2日間にわたり、横浜の神奈川県民ホールおよび横浜産防ホール（マリネリア）にて開催致します。関東甲信越地方部会が担当する研究集会としては、4年ぶりの開催となります。開催まで8ヶ月余りとなり、現在プログラムの構成等を含め、鋭意準備を進めております。

最初にお断りさせていただきます。昨今の新型コロナウィルス感染症は現時点では収束の兆しをみせておりません。今の所、本会は現地開催を考えておりますが、場合によってはWEB開催もありえます。今後の感染症の蔓延状況を注意深く見ながら決定していく予定です。

ご存知のごとく、全国大学保健管理研究集会は、全国の国・公・私立大学の保健管理施設を担当する教職員が年に一回、一堂に会して、大学における保健管理に関する調査・研究の成果を発表し、日常業務に役立つような研修・啓発を行う場となっています。テーマはフィジカルヘルス、メンタルヘルスから障害者支援、学生支援、学生・教職員の安全衛生管理まで多岐にわたります。すなわち、大学キャンパスにおける学生、教職員の心身の健康の維持・増進を常に目指していると思います。

上記した大学保健管理のフィールドは幅広く、保健管理に携わるスタッフだけでなく、大学に籍を置く教職員の全てが係わるものだと考えています。そこで、本学会の全体のテーマを「教職員のすべてがチームで取りくむ大学保健～この大切な概念をいかに次世代に伝えるか～」にしました。この分野をチームで取り組むこと、そして次世代への継承・啓発・教育は非常に重要と考えており、それを皆様と共有できれば大変有り難く思います。現在その点を考慮したプログラム構成を考えています。

この年次学術集会は、関東においては東京での開催が多く、実は横浜での開催は初めてです。学会場の神奈川県民ホール他は、「山下公園」のほぼ正面に位置し、そこから横浜ベイブリッジ、大桟橋や横浜港などの絶好の風景を楽しむことができます。少し足を伸ばして、みなとみらいないしは元町・中華街などをお楽しみいただいても良いと思います（但し研究集会期間中は、そちらに参加をお願いします）。

「次世代への継承」という観点からも、本協会の会員の皆様はもちろんのこと、他の様々な分野の方々もお誘いいただき、多数の皆様のご参加をお待ちしています。

2022年3月吉日