事務局

天理よろづ相談所病院
臨床検査部 嶋田昌司
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学会長挨拶

第58回日本臨床衛生検査技師会近畿支部医学検査学会

平成30年度日本臨床衛生検査技師会近畿支部医学検査学会(第58回)

学会長  吉村 豊

平成30年度第58回日臨技近畿支部医学会は、平成30年12月1日(土)、2日(日)奈良春日野国際フォーラム「甍」~ I・RA・KA ~(奈良市)において、奈良県が担当させていただきます。

メインテーマは「躍進する臨床検査」、サブテーマ~さまざまな現場から~と致しました。今回のテーマは、現在から未来に向けて、躍進しながら様々な現場で活躍する臨床検査技師をイメージさせるものです。今、日本の医療情勢はめまぐるしく変化しています。私たち臨床検査技師を取り巻く環境も、時代の流れとともに大きく変化しています。臨床検査は、検査室内から採血・チーム医療・病棟業務など現在では院内全体に拡大しています。そして、近い将来、地域医療連携の中、認知症領域や在宅医療に参画することになるでしょう。今回のテーマは、我々臨床検査技師が持っている知識・技術を生かして、将来担っていくさまざまな職域に向けて、躍進する強い思いが込められています。臨床検査の職域拡大といっても簡単ではありません。目標に向けて、不足する知識・スキルを今後どんどん上げていく必要があります。今後の課題や問題点が多くあると思いますが、この学会が将来への足掛かりになることを強く願います。

特別公演は、テーマ「雅楽の世界へようこそ」と題し、楽器紹介や管弦、舞楽の演奏をお楽しみいただく予定です。また、教育講演についても現在鋭意準備を進めているところです。その他、シンポジウム9題、特別企画(教育セッション)15企画、一般演題200題を行います。さらに、各メーカーからの協力により、ランチョンセミナー16企画、企業プレゼンテーション10企画を予定しています。

今回はポケット版プログラム集を10月中旬に各府県の会員の皆様に配布させていただきますので是非、ご活用ください。

また、本学会は第61回日本臨床検査医学会近畿支部総会、第38回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会と同時開催となっており、3団体共同セッションとして、R-CPCを行います。

最後に、学会場は奈良公園内にあります。奈良県にある3つの世界遺産の一つ「古都奈良の文財」、東大寺・興福寺・春日大社をはじめ、世界遺産を構成する歴史的文化遺産の多くは奈良公園内にあり、歴史と文化そして自然環境に恵まれた「奈良らしい」コンベンション環境の中で開催されます。どうか奈良の地に足を運んでいただき、皆様とお会いできることを奈良県臨床検査技師会会員一同、心からお待ちしています。

第61回日本臨床検査医学会近畿支部総会

第61回日本臨床検査医学会近畿支部総会

総会長  岡田 仁克

第61回日本臨床検査医学会近畿支部総会を開催するにあたりまして、大会の開催準備にご尽力いただきました関係者の皆様、ならびに参加者の皆様方に厚く御礼申し上げます。

本会は、伝統ある日本臨床検査医学会の近畿支部会として、60 年以上にわたって開催されて参りました。本会は第58回日本臨床衛生検査技師会近畿支部医学検査学会、第38回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会との同時開催であり、古都奈良の地で、このような歴史のある学会の世話人を担当させていただけることを大変光栄に存じます。

今回の近畿支部総会は、「今、臨床検査に求められるもの」をテーマに開催されます。12月1日(土)午前は、まず一般演題から始まり、引き続き兵庫医科大学臨床検査医学教室の宮崎先生に「コンパニオン診断としての遺伝学的検査(仮)」とのタイトルで教育講演を行っていただきます。急激に普及しつつあるコンパニオン診断の、遺伝学的検査が有する諸問題について、解説していただく予定です。午後にはランチョンセミナー、評議委員会・総会に続いて特別講演、シンポジウムを企画しております。特別講演には大阪医科大学地域総合医療科学講座鈴木富雄教授に「ドクターG から見た臨床検査(仮)」とのタイトルでご講演いただきます。シンポジウムでは「感染対策から臨床検査に求められるもの(仮)」をテーマにして種々の感染症や感染対策の専門家をお招きし、より確実な感染対策や感染予防に貢献してゆく方法をフロアの皆様と共有出来れば、と考えております。

12月2日(日)には、3学会合同での R-CPC が開催されます。大変人気のある企画で、今回も皆様方の活発なご発言、ご討議を期待しております。

近畿支部総会のように3学会同時開催という形を取っているのは全国的にも珍しいことだと思われます。しかし医師や検査技師が、それぞれの垣根を超えて学術的な交流が行える場として、大変貴重な学会とも言えます。より一層、お互いに切磋琢磨する機会であるとともに、親睦を深めてゆくきっかけとなれば幸いです。

本会に参加される皆様方にとって、少しでも有意義な会となりますよう、心から祈念しております。皆様方におかれましては、学会運営に何卒ご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

第38回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会

一般社団法人日本衛生検査所協会近畿支部

学術委員長   荒木 年夫

第38回日本衛生検査所協会近畿支部学術研究発表会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

本年度も、日臨技近畿支部医学検査学会ならびに日本臨床検査医学会近畿支部総会との同時開催の形式で開催出来ます事、大変、ありがたく感謝しております。

臨床検査に関連する会員が一同に会し行われる意義について、深く感銘いたします。

本年度は、診療報酬改定及び厚生労働省の検体検査の精度管理等に関する検討会も進んでおり臨床検査の変革のなかで我々も柔軟に対応し、国民から必要とされる臨床検査の提供を新たな飛躍に向けたステップが踏めるように、関連会員の皆様と共に考えていきたいと思います。

臨床検査は医療の一部に過ぎないかもしれません。しかし、予防・診断・治療に欠くことのできない諸検査を迅速で精度の高い標準化された付加価値のあるデータ提供により、医療界への貢献の使命をもって邁進しております。

今回も日本衛生検査所協会近畿支部では、12月1日(土)午後よりシンポジウム及び2日(日)一般演題を実施する予定になっております。

日頃より、人との出会いを大切に考えており、学会へ多くの発表及び聴衆へ参加され人脈とコミュニケーションアップを図れる場にしたいと考えておりますので、何卒 多くの皆様のご参加いただけますよう、宜しくお願いいたします。

最後に、企画運営等にご協力いただいた関係各位様にお礼と皆様にとつて本学会が有意義な学会になることを祈念してご挨拶とさせていただきます。

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