大会長ご挨拶

この度第47回日本超音波検査学会学術集会大会長を拝命いたしました成田赤十字病院 検査部の長谷川雄一です.学会は2022年5月27日(金)〜29日(日)の3日間、東京国際フォーラムにおいて開催いたします.1975年に第1回目の学術集会が開催されて以来47回を数え、半世紀も間近となる中の開催となります.

現在、医学を取り巻く環境は日ごと大きく変化しており、これらに向かって行く方向性を見出すことが極めて難しい時代での学術集会であると言えます.

この中、メインテーマを「REBORN(変革)」サブタイトルを「技を磨き新たなるステージへ」と致しました.超音波診断装置の改良、新たなる技術の開発、それによる様々な臨床知見の蓄積がなされる中、超音波検査技師がこれらの多くの情報をどう異化し、自分たちの技術として身につけ、それをどの様にして臨床応用して行くべきかを学会のテーマとさせて頂きました.また、その原動力として必須なのが、これまで以上の医師と技師とのコラボレーションであり、この強化こそが、今回のテーマの原点になるものと確信しております.

本学会では、以上のテーマのもと学術講演、特別企画、教育講演、エデュケーションセミナー、共催セミナーともに各分野における著名な先生をお招きし、ご講演をいただく予定となっております.エキスパートの先生方におきましては、ライブセミナーを企画し、実際の技術の習得から臨床応用までを実践して頂きます.また、学術集会の最重要点は一般演題と学術的に集約される有意義なディスカッションに有りますので、可能な限り座長は、医師との2人座長とさせて頂き本学会のテーマの根幹に迫りたいと考えております.

尚、会場の東京国際フォーラムは、東京の中心・丸の内 に位置する日本屈指のコンベンションセンターとなります.壮大な面積と東京の魅力が集う充実した立地条件の中一般演題、ポスター発表、企業展示、各種講演が一堂に会する事が出来ます.会場のコンセプトである「集いを歓びに」を実現できる施設である事をお約束させて頂きます.

超音波検査を担う技師、医師、メディカルスタッフ、工学研究者の先生方に数多く参加して頂き、本テーマを実感し、技術や情報を共有することで、ご参加された先生方に「参加して良かった」と思って頂けますような学術集会となる事を祈念いたしましてご挨拶に代えさせて
頂きます.

学会員の先生方からのご支援ならびにご参加を心よりお願い申し上げます.

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