会長挨拶

このたび、第25回日本小児整形外科学会を本年11月27日(木)、28日(金)に主催させていただくことになりました。大変名誉に感じております。整形外科は元来小児における先天性・後天性疾患の治療から発展した学問です。しかし、昨今の少子高齢化の傾向から、整形外科医が小児疾患に携わる機会が少なくなりました。特に、若い整形外科医においては、「小児(乳幼児)を一度も診察したことがない。」ことが当たり前になっています。将来の日本を担ってくれる子供たちのためにも、本学会が果たす役割は非常に大きいものと思われます。

今回のテーマを『日本小児整形外科学会 -その未来と国際化-“ JPOA -Its future and globalization- ”』といたしました。この機会に、今後の日本小児整形外科学会のさらなる発展には何が必要か?ますます狭まる世界の中で、今後どのように国際化を果たして行くべきか?を話し合う場にしたいと思っております。そのために、欧米から著名な小児整形外科医をお招きし、国際的立場から日本の先生方といっしょに討論に参加していただきます。運動器疾患に苦しむ子供たちの将来のために、ぜひとも有意義な学会にしたいと思っております。

学会場は、東京ディズニー・リゾートに隣接する『ヒルトン東京ベイ』といたしました。この機会にご家族といっしょに来葉され、家族サービスを兼ねていただければ幸いです。もちろん、ご家族とごいっしょされるのは学会後と言うことになりますので、よろしくお願いいたします。数多くのご参加をお待ちしております。

第25回日本小児整形外科学会学術集会
会長 亀ヶ谷 真琴
(千葉こどもとおとなの整形外科)

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