日頃より、口腔外科の運用にご協力を賜り感謝申し上げます。

この度、第67回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会の大会長の任を仰せつかりました。

本学術大会は、テーマを『温故知新 - Learning from history, predicting the future』、サブテーマを「咬合外科学を再考する - Rethinking occlusal surgery」と致しました。会期は2022年11月4日（金）～11月6日（日）、場所は千葉県幕張メッセを予定しております。また、第67回大会は、感染状況が全く予想できないことから、当初より対面参集およびWEB配信を併用した、ハイブリッド開催を予定します。

現時点で、特別講演１に上皇陛下の執刀医である、天野篤先生（順天堂大学特任教授）をお招きしました。先生は最近これまでの医師人生を綴った『天職』という本を発刊されており、心臓外科手術の極意はもとより天野先生の卓越した探究心などについてお話を伺えればと思います。

また、特別講演２は、櫻井滋先生（元岩手医科大学教授、SMD/静眠堂メディカルデザイン・静眠堂スリープラボシステムズ）にお願いしました。櫻井先生はNHKスペシャルにも出演され、感染防護に関する第１人者です。今後の日常歯科治療での感染防護に役立つお話が伺えるものと思います。

教育講演１は、三須和泰様（カンロ株式会社代表取締役社長・CEO）にお願いしております。三須様は、テレビ東京「カンブリア宮殿」でも紹介されていましたが、100年続く企業をどう続けるか？女性の起用、若手に雇用について大胆な改革をされています。事業を継続するための努力工夫を拝聴したいと考えております。

教育講演２は、水沼直樹先生（東京神楽坂法律事務所、東邦大学医学部非常勤講師、弁護士）にお願いしました。水沼先生は、乳腺外科医が患者の術後せん妄との疑義で係争中（最高裁にて差し戻されて東京高裁に係属中）の案件を担当され、医療訴訟に精通されておられます。我々の日常診療で患者さんとのやり取りなど、役立つお話が伺えるものと期待しております。

また、海外招聘講演にはDaniel Buchbinder, DMD, MD教授（Mount Sinai School of Medicine）をお呼びしております。

まずは、奮って参加登録を頂きますようお願いします。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。