大会長挨拶

令和8年(2026年)10月16日(金)、17日(土)の 2日間にわたり、第69回秋季日本歯周病学会学術大会を広島市の広島国際会議場において開催いたします。今大会のメインテーマは「初志貫徹」といたしました。歯周病治療あるいは歯周病治療を志した時を今一度思い出していただき、その志を貫き通すことで国民が恩恵を受けることを改めて考える大会にしたいと思います。初志を1つの形にされた先生、またその志の真っただ中にいる先生方に登壇していただき、熱いご講演をしていただければと考えております。学術大会に参加される皆様方にも活発なご討論を是非お願いしたいと思います。

本学術大会において、特別講演Ⅰとしまして、歯周医学におけるトップランナーとして研究を行われた西村英紀先生にご講演をいただき、歯周医学のアップデートをしていただきます。特別講演IIとしまして、顎顔面領域の遺伝子疾患であるcherubismの原因遺伝子SH3BP2を同定し、その病態を解明された植木靖好先生にご講演をいただき、若手研究者に対して研究のおもしろさをあつく語っていただきます。特別講演IIIとしまして、大月基弘先生に歯周基本治療の重要性を臨床医の立場からお示しいただきます。シンポジウムⅠにおいては、「侵襲性歯周炎」をテーマとして、3名の先生の講演を企画しています。最新の侵襲性歯周炎研究の成果を講演いただき、侵襲性歯周炎に関する知見を分かち合う場にいたします。シンポジウムⅡにおいては、「チームアプローチとしての歯周病治療」をテーマとして、2つのチームに登壇いただき「歯の保存を中心に」と「積極的な介入による歯周病治療」に関して講演いただきます。歯科衛生士シンポジウムにおきましては、「根分岐部病変における歯周治療を再考する― 診断から長期管理まで ―」として3名の先生方にご講演をいただきます。新たな試みとして「認定歯科衛生士取得を目指した初めての症例発表」として歯科衛生士ワークショップと歯周外科に関するハンズオンセミナーも企画しております。日本歯科医学会会長の小林隆太郎先生にもご講演をいただきます。

さらに日本歯科専門医機構の共通研修、認定医・歯周病専門医教育講演、歯科衛生士教育講演、一般口演・ポスター、歯科衛生士口演・ポスター、ランチョンセミナー、スイーツセミナーを企画・準備しております。

広島県は、歴史と自然が調和した魅力あふれる地域です。世界遺産の原爆ドームと平和記念公園は平和の大切さを深く考える場所として、瀬戸内海に面した美しい島々や、宮島の厳島神社は自然と歴史が融合した絶景スポットとして知られています。ぜひ、10月の訪問時には、これらの魅力も存分にお楽しみください。

スタッフ・関係者一同、全力で準備を進めております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

第69回秋季日本歯周病学会学術大会
大会長  水野智仁

(広島大学大学院医系科学研究科歯周病態学)

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