日程・プログラム

大会テーマ

『地域ネットワークの中の病児保育』

会期

平成28年7月17日(日)、18日(月・祝)

会場

朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島6番1号 
TEL:025-246-8400  ホームページ:http://tokimesse.com/

会頭

佐藤 勇(よいこの小児科さとう 院長)

実行委員長

早川広史(早川小児科クリニック 院長)

大会事務局

研究大会事務局
早川小児科クリニック、病時保育室カンガルー
〒950-2015 新潟市西区西小針台2-1-5
E-MAIL:26zenbyounig@hachicl.jp
(ご連絡はできるだけe-mailでお願いします)
運営事務局
株式会社日本旅行 新潟支店
〒950-0087  新潟県新潟市中央区東大通1-3-8 明治安田生命ビル1F
担当:佐藤 豊
TEL:025-248-1013 FAX:025-248-6167
E-MAIL:niigata_taikai@nta.co.jp
(ご連絡はできるだけe-mailでお願いします)

日程表(6月現在)

6月現在の日程表を掲載いたします。下記ボタンをクリックしてご確認ください。

尚、今後若干の修正が生じる場合もありますのでご了承ください。

日程表

プログラム概要(1月現在)

特別講演1(7月17日)

「うつる」を考える

齋藤昭彦先生(新潟大学医学部小児科 教授)

特別講演2(7月18日)

「朱鷺の話(仮)」

仲川純子先生(トキの森公園)

特別講演3(7月18日)

「おはなしから寄り添う、心と心」

サトシンさん(佐藤 伸、絵本作家)

会長要望演題(7月18日)

「病児保育の過去・現在・未来を語る(仮)」

宮田章子先生(さいわいこどもクリニック ぽけっと病児保育室 院長)
金原洋治先生(かねはら小児科 病児保育室ここいえ 院長)

教育講演(7月18日)

「食物アレルギーのヒヤリハットから学ぶ」

宇理須厚雄先生(前藤田保健衛生大学坂文種報徳隗曾病院院長、藤田保健衛生大学医学部 客員教授)

公開講座(7月17日)

「子どもの事故予防:子どもにケガは大切!でも命はしっかり守る!」

掛札逸美先生(保育の安全研究・教育センター)

会長企画シンポジウム

「子育て支援と病児保育(仮)」

(7月17日)     丸田秋男先生(新潟医療福祉大学副学長)

保育士・看護師にもわかる 教育セミナー1(7月17日)

「こどもの目のお話:目から鱗が!」

鈴木武敏先生(鈴木眼科吉小路 院長・理事長)

保育士・看護師にもわかる 教育セミナー2(7月17日)

「こどもの生活習慣病」

原光彦先生(東京家政学院大学健康栄養学科 教授)

保育士・看護師にもわかる 教育セミナー3(7月17日)

「こどものみみ・はな・のどのお話」

工藤典代先生
(千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科 教授)

基礎研修(7月17日)

ステップアップ研修(7月17日)

スペシャルインタレストセッション
7月18日(月・祝)8:50~10:50定員40人(病児保育専門士限定)

「病児保育専門士だから見えること~事例を通して考察しよう~」
リーダー:
永野 和子(みるく病児保育室 病児保育専門士資格認定委員長)
サブリーダー:
木下 博子(大分こども病院 病児保育専門士資格認定委員会)
堀込 聖子(アリス病児保育室 病児保育専門士資格認定委員会)

本邦で唯一の「病児保育」の専門士である「病児保育専門士」の認定制度が始まり3年がたとうとしています。病児保育専門士の資格を取得された方も、200名を超えました。しかし、病児保育専門士は、資格を取った後の研鑽も義務付けられています。今回のセッションでは、病児保育専門士を取得した後に、病児保育の現場で何がかわったか、何が見えてきたかを、事例を通して皆さんと話しあい、導きあいたいと思います。

ワークショップ1  7月17日(日)10:00~12:00定員30人

「多職種連携のツボ」
リーダー:
岸本 達也(フリースクール「寺子屋ありがとう」 代表)
サブリーダー:
河村 亜子(たかだ小児科医院 病児保育室あおぞら)

このたびワークショップ「多職種連携のツボ」を担当させていただきます、岸本達也と申します。
いつもは新潟市にある『寺子屋ありがとう』というフリースクールを運営しています。
『寺子屋ありがとう』では、不登校、非行・問題行動、成績不振などの悩みを持つ子どもたちと学習を通し関わっています。
また『聴き方教室』というコミュニケーションに関する講座を全国で開催し、主になんらかの課題をお持ちの大人の方々と関わらせていただいています。
自身が思うように動けない、逆に抑えられない。
そんな子ども達が穏やかな表情を取り戻し立ち上がる瞬間に立ち会ってきました。
そこまでには、考えを整理し、感情を手当し、握りしめていた価値観と新しい価値観に気づく。そんな過程が必要です。
これは悩みを持つ子ども達だけではなく、全ての問題や課題に対し向き合う時、また夢や目標に向かって前進する時に必要なことと受け止めています。
当ワークショップでは、病児保育の現場で多くの職種の方が連携し、組織として最大限の力を発揮する。
そのために必要なことを、お互い話し合い気づき合える場になれたらと思います。
気づくためには今までとは異なる視点が必要です。
そのためには、様々な役割を担う多様な職種の方が抱える問題や要望、そしてその方の背景をお互いに解かろうとし合うことです。
そしてご自身が持っている日頃の想いを言葉にし伝え合うこと。
そして伝えられた言葉だけではなく、その言葉の裏にある想いを解かろうとすること。
その結果、相反する考えに直面しても冷静に対応できるものと思います。
そして日頃の想いが相手の方に伝わる言葉に変換され周りの方々に届く。
そんなきっかけになる場になれたらと思います。
当日、みなさまにお会いできること楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

ワークショップ2   7月17日(日)10:00~12:00定員36人

「親子の絆づくりプログラム“赤ちゃんがきた!”」
リーダー:
柳本 利夫(やぎもと小児科 院長)
サブリーダー:
柳本 恭子(やぎもと小児科)
徳田 聡美(やぎもと小児科)

親子の絆づくりプログラム”赤ちゃんがきた!”(BPプログラム)は、初めて赤ちゃんを育てている母親とその赤ちゃんが一緒に参加するプログラムです。初めての子どもの母親は、いわば子育て初心者です。子育ての知識や経験も少なく、ぶっつけ本番で子育てに突入することになります。この経験不足、知識不足は子育て不安やストレスにつながることがあります。また、子育ての話ができる仲間がいない状況は、母親の孤立感を深め、これもやはり不安やストレスにつながります。BPプログラムは、初めての赤ちゃんを育てている母親を対象とし、毎週連続4回のセッションを通じて、子育に必要な知識を学び、助け合える子育て仲間を作ることができる場所と機会を提供することで、母親を支援し親子の絆を深めることを目的としています。乳児期における「親子の絆」が子どもの心に基本的信頼感(心の安定根)を育て、やがて将来、思春期を乗り越え社会の中で自立していく力になることをめざしています。また、同時に母親の子どもへの愛着が深まることで虐待予防につながることも期待しています。
筆者の医院では、生後2か月の予防接種で来院される母親に呼びかけ、医院の一室でBPプログラムを開催しています。参加者からの反応は良好で、プログラム終了後も母親の自助グループができ、助けあったり情報交換をしたりしてつながっているようです。今回のワークショップではこのBPプログラムの解説とその実際の様子をお伝えしたいと考えています。

ワークショップ3   7月17日(日)13:30~15:30定員30人

「年齢差のある病児保育を利用する子どもたちへのアプローチ。そして保育者 自身も笑顔になれる秘訣」
リーダー:
椎谷 照美(にいつ子育て支援センター育ちの森館長、おもちゃコンサルタントマスター、笑い療法士)
サブリーダー:
法性 明美(南部郷総合病院 病児保育室あおぞら)

病児保育を利用する子どもたちは、年齢、症状などが異なり、どのように関わっていいのか、どのようにアプローチしていくことがいいのか迷う事も多いと思います。
ワークショップでは、「病児保育を利用する母親の気持ちと現状」「玩具・あそびを活用した子どもとのコミュニケーション」「保育者自身が笑顔になれる秘訣」などをお伝えします。グループディスカッションでは、現状や課題、情報交換なども含め話し合います。その他、病気の子どもでも楽しめる簡単手作りおもちゃを紹介します。
「育ちの森」では初めての子育てで不安を感じる母親、仕事復帰・育休あけの不安、子どもの成長発達、自分自身の悩みなどを抱えながら子育てしている親などから多くの相談が寄せられ昨年は2,000件を超える相談がありました。
育休あけや社会復帰の母親は、子どもが病気になった時どうしたらいいのか、近くに頼れる人がいない等のサポートに不安を抱えている方が多くいます。母親自身が信頼して病児保育に預けることが、子どもの気持ちの安定につながります。また、子どもが笑顔で保育されている様子をみて、母親自身も安心して預けることができるといった、相乗効果が生まれます。病気の子どもを預けることに不安を持つ親の気持ちをお伝えし、参加者のみなさんと一緒に考えていきます。

ワークショップ4   7月17日(日)13:30~15:30定員36人(看護師限定)

「看護師と保育士の理想のcooperation-医療と保育の接点に位置して-」
リーダー:
佐藤 里美(さとう小児科医院 病児保育室バンビーノ  看護師長・病児保育室室長)
サブリーダー:
江頭 則子(練馬区医師会病児保育センターぱるむ光が丘)

今日はどんな子どもたちが来るでしょうか。熱が高いのかな?食事が摂れるかな?何年経っても受け入れ時の不安と緊張感はあるものです。病児保育を利用する子どもの疾患はCommon diseaseがほとんどで、通常は家庭看護で過ごせる子どもたちです。しかし急性期の子どもたちを預かる病児保育室では、昨夜から嘔吐している、今朝起きたら熱があったなど、入室時に病名が確定しないことも多々あり、保育中に病状が進行、悪化することも珍しくありません。例えば「嘔吐」というひとつの症状に対して、感冒や急性胃腸炎、便秘、年齢によっては腸重積やアセトン血性嘔吐症など考えられる疾患を念頭におき、病状の変化を見逃さず、急変に対処できるスキルが必要です。現在病児保育において看護師は10対1の職員配置となっており、なおかつ病児保育室専任でなくても良いことから、子どもたちの保育看護は保育士に任せられている施設も多いようです。しかし多くの保育士は医療、看護についての知識を学ぶ機会が限られており、病気の子どもを保育する不安を抱えています。さまざまな健康レベルにある子どもたちに対して、どんなことを観察し、気をつければよいのか、看護の視点から保育士に向けての具体的な提案も必要です。そうすることで保育士が安心して保育にあたることができ、その結果子どもたちも安心して一日を過ごせることになると思います。また保護者に向けても、病気や育児に必要な知識、家庭看護法の具体的なアドバイスを行い、保護者が安定した気持ちで子どもに接することができるような支援が大切です。「前回参加できなかった方のために是非もう一度」という参加者からのご要望にお応えし、昨年に引き続いての開催です。参加対象者は今回も看護師とさせていただきます。看護の視点から病児保育の課題の検討とスキルアップを目的に、医療と保育の接点に位置することができる看護師の役割について考えていきましょう。

ワークショップ5
7月18日(月・祝)8:50~10:50定員56人(保育士、看護師対象)

「小児服薬支援」
リーダー:
中島 俊介(しなの薬局グループ 薬剤師)
サブリーダー:
鈴木 将広(しなの薬局グループ)
山寺かよ子(しなの薬局グループ)

服薬を嫌がるお子さんはいませんか?
病児保育室では、子どもへの服薬は大事な仕事の一つです。
しかし服薬を嫌がる子どもも少なくなく、服薬業務は病児保育室スタッフにとって日々の課題となっています。
飲んでくれる薬と嫌がる薬があるのはなぜ?嫌がる子に他の保育室ではどんな工夫をしているの?等、疑問質問はたくさんあることと思います。
そこで、日頃の疑問など少しでも解消できることを目的としたワークショップを企画しました。薬の特徴や味を知ってもらい、子どもの服薬意欲を高める工夫を話しあいましょう。
具体的には以下の内容です。
① 薬の特徴を知ろう
薬を飲む回数や時間が決まっているのはなぜ?等、薬について薬剤師がお話しします。
② 薬の味を知ろう
病児保育室でよく飲ませている薬の味見を行います。
薬そのものの味や、食品を混ぜてみた時の味の変化を体験してみましょう。
同じ有効成分の薬でも製薬メーカーが違うと味が違うことがあります。舌で確かめてみましょう。
③ 皆さんの工夫を話し合おう
薬を飲んでもらうための工夫や飲ませ方を発表しあいましょう。取り入れたい工夫がたくさん出てくるかも。
飲ませ方の工夫をより多く知って、保育室での服薬が上手に行えるよう皆さんで話し合いましょう。保護者さんにも服用のアドバイスができるようになりたいですね。
病児保育室のスタッフだからこそ出来る服薬支援を一緒に考えてみましょう。

ワークショップ6   7月18日(月・祝)8:50~10:50定員30人

「保護者の思いに寄り添う支援とは -保育士・看護師の役割を考えよう-」
リーダー:
住吉 智子(新潟大学医学部・保健学科 准教授)
小池 由佳(新潟県立大学人間生活学部・子ども学科 准教授)
サブリーダー:
坪川麻樹子(新潟医療福祉大学健康科学部・看護学科)
高橋 祥子(新潟県立看護大学・小児看護学担当)

病児保育室にわが子を預ける保護者の気持ちとは、どのようなものでしょうか。わたしたちが、母親へのインタビューを通して見えてきたのは、「慣れない環境に病児を預けることへの不安と後ろめたさ」や「利用時の受診と手続きの負担感」、「情報が少なく、イメージがわかないまま利用に至る現状」など、様々な保護者の後ろめたい気持ちと病児への心配、そして「祖父母よりも専門職に預けたい」と考える、病児保育室への期待感でした。このワークショップでは、私たちがインタビューを通して見えてきた「保護者の思い」を中心として、病児保育室の役割を考えたいと思います。
さらに、病児保育室で勤務する保育士、看護師もまた、支援のありかたを模索しています。保護者と十分な関係形成ができないまま、病児へのケアについて、伝えきれないもどかしさも感じています。病児も保護者も、病児保育室で勤務する保育士や看護師も、みんなが笑顔になれるような課題の解決方法を、参加する皆さんと一緒に話し合いながら、考えていきたいと思います。

ワークショップ7   7月18日(月・祝)8:50~10:50定員36人

「子ども虐待の早期発見のために ~CAPからの提案~」
リーダー:
太田美津子(NPO法人子ども・人権ネット CAP・にいがた事務局長)
サブリーダー:
奥井美穂子(下越病院 病児保育室きしゃぽっぽ)
山下 範子(下越病院 病児保育室きしゃぽっぽ)

子どもの人権擁護の立場に立つCAPの視点で子ども虐待について考えます。
CAP・にいがたは1996年に発足して以来、幼稚園・保育園・学校をキーステーションに子ども・保護者・教職員に20年間ワークショップを提供してきました。就学前の子どもを持つ親にCAPを伝えるために、平成23年からはプレママ・プレパパと就学前の小さな子どもを持つ親に向けてもワークショップを実施しています。CAPプログラムは、子どもがいじめ・虐待・痴漢・誘拐・性的いやがらせといったさまざまな暴力から自分を守るための人権教育プログラムです。ロールプレイや話し合いをしながら子どもたちは大切な3つの権利「安心」「自信」「自由」について学び自分を守る力を身につけます。またおとなには子どもの支援者として、子どもの話を聴き、心の応急手当てが出来るスキルを伝えています。
虐待は安心・安全であるはずの家庭の中で起こる暴力(人権侵害行為)です。言葉を獲得途中の子どもは自分の身に起きている虐待をおとなに訴えることはできません。子どもに関わるおとな、特に保育士や看護師の方が虐待についての正しい知識と早期発見の視点を持つこと、子どもの気持を共感を持って聴くことが出来ることが虐待の早期対応に重要です。
幼い子どもには、家庭でも保育園でも、病院でも自分を大切にされる(人権を尊重される)関わり保護者には自分の気持を共感を持って丁寧に聴いてもらえる関わりが重要となってきます。
子どもの虐待を予防し、子どもと子どもに関わる全てのおとなの力を引き出すエンパワメントな関わりについて、CAPおとなワークショップの体験と、プレママ・プレパパと小さな子どもを持つ親向けの豆本の活用から提案します。

ワークショップ8   7月18日(月・祝)13:00~15:00定員54人

「気になる子をもつ保護者への関わり方」
リーダー:
稲場(いなば) 健(たけし) (発達おうえん隊HOP 隊長(臨床心理士・社会福祉士))
サブリーダー:
坂田美千恵(生協こどもクリニック 病児保育室すこやか)
三村 美香(早川小児科クリニック 病時保育室カンガルー)

日頃、保護者との関わりで「これでよいのだろうか」、「もっとこうすればよかった」と思ったり、「保護者にもっとこうしてほしい」と感じることもあると思います。
「どう伝えようか」また、「伝えない方がよいのだろうか?」と悩むこともあるでしょう。
今回は障害の有無に限定せず、病児保育に携わる保育者にとって気になるお子さん(例えば、何らかの発達上の配慮が必要と思われるお子さんなど)の保護者とどのように関わるかを考えます。
気になるお子さんへの保育を通して、そのお子さんや保護者への思いが湧くと思います。保育室利用時の症状以外にも、関わりの頻度(利用回数等)が少ないから思うこと、多いから感じることもあるでしょう。これら、保育を通して保育者が感じたことを踏まえ、共に考えていきたいと思います。
本WSではグループワークをしながら、当方が用意した3~4事例を具体的に検討していきます。当日の時間の有効利用等を勘案し、事前にすべての事例をお送りしますので、各施設で「この事例において保護者とどう関わるか」、話し合って来ていただきたいと思います。各グループ内で検討できる事例は時間的に1事例になると思いますが、すべての事例についてWS内で取り上げ、現場で役立つよう共有したいと思います。
※扱う事例は、病児保育の現場で起きることを想定した架空事例です。

ワークショップ9   7月18日(月・祝)13:00~15:00定員36人

「病児保育でも簡単にできる手作りおもちゃ」
リーダー:
斎藤 裕(新潟県立大学人間生活学部子ども学科・教授)
サブリーダー:
窪 洋子(木戸病院 病児保育室きどっこ)

内容

テーマにあるように、病児でも簡単にできて、「遊べる」おもちゃ作りを提案・製作してもらいます。材料は、どこでも100円ショップ等で容易に手に入れることができるものです。そして、製作も簡単なものをセレクトしました。ちょぴっとだけ、苦労するのも混ぜましたが…。
作るおもちゃは、以下の4種です。楽しく作りましょう。
・紙皿コマ ・CDコマ ・紙コップクラッカー ・紙コップ金魚

材料:

  • 紙皿コマ;紙皿 “まる”カラーシール(大・中)
  • CDコマ;CD ビー玉
  • 紙コップクラッカー;紙コップ 輪ゴム(16号) クリップ タコ糸
  • 紙コップ金魚;紙コップ “まる”カラーシール(大・中) 竹串 タコ糸 ストロー 折り紙 

*必要な道具と材料はこちらで用意致します

ワークショップ10
7月18日(月・祝)13:00~15:00定員24人(1施設1名様まで)

「もしもの時に備えて 急変対応を考えよう!」
リーダー:
佐藤由紀子(新潟市民病院 看護部 小児救急看護認定看護師)
サブリーダー:
大野 友美(新潟市民病院 病児保育室リトルスワン)

病児保育で担当する子どもの病状が思いがけず悪化したら…本当にびっくりすることでしょう。
少なからず、そのような経験をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか?
子どもと大人の違いとして、病状が急に変化しやすく経過が早いこと、多くの組織が発達段階にあり機能的に未熟で予備力が少ないこと等があります。また、非定型的な訴えが多いことから、病状の変化に気づきにくいということもあります。そのため、病児保育に携わるスタッフは、もしもの時に備えて、いつでも対応できるスキルを身につけることが必要です。
病児保育でよくみる症状としては“発熱”が多く、本邦では、7~10%の頻度で“熱性けいれん”を起こす子どもがいます。そこで、このワークショップでは、前半は“熱性けいれん”が起こった時の対応について、グループで話し合い、より良い対応を検討します。また、後半はガイドライン2015に沿った小児救急蘇生法のレクチャーと実技演習を行います。
備えあれば憂いなし…明日からの病児保育に役立つ知識と技術を身に付けましょう!

保育園PT(7月17日) 

髙橋広美先生(砂原保育園 病後児保育室とまと 園長)

保育園には産休明けから就学前までの子ども達が集い、色々な年齢に応じた保育の工夫や主体的な活動を大事にしながら子ども達の意欲や興味関心などの成長を支えています。年齢別・異年齢での保育や障がい児保育、気になる子の対応など専門的な保育知識を持って取り組み、月齢に応じた離乳食や食事の提供、災害時の食事についても検討がなされています。また、保護者とより良い関係や意見や要望についても各園の工夫が発揮されているところです。そして、保育を見える形にし利用者や関係機関に周知する努力も行っています。反面、最新の医学的な知識の不足や稼働率の悪さ、園医や協力医との関係や近隣の保育施設との連携など、更に改善や工夫が必要なこともあるようです。
このような保育園併設の強みや弱みを探りながら、体調が優れない子どもの保育であっても、就労支援に偏らず、子どもの育ちの為に何が必要かを出し合いながらよりよい病児病後児保育施設を目指したいと思います。
今大会では、保育園の良さを生かしながら地方や都市で病児・病後児保育に取り組む病児・病後児施設の実践から学びます。

「山形県 美女木げんき保育園 病児保育室げんきルーム  看護師・保育士  新井秀俊」
2012年4月株式会社立の認可保育所、8月病児保育室開設
米沢盆地の中央に位置し、四方を山に囲まれておりその恵まれた自然を生かした農業が産業の中心の町である。
「大阪府 社会福祉法人阿望仔 望之門保育園 病後児保育室のんたんルーム  石田典子看護師」
1991年4月園内方式で病気明け保育開始 2005年6月大阪市病児・病後児保育事業受託。
阿倍野区は昔ながらの下町情緒あふれる町でありながらあべのハルカスなどの商業施設も増え、再開発地域として活気づいている。

行政説明   (7月17日)

感染症対策委員会「感染症セミナー」(7月18日)

調査研究委員会・インシデント管理委員会(7月17日)

資格認定委員会(7月17日)

一般演題

ランチョンセミナー(7月18日)

懇親会

開催日時:
7月17日(日)18:30~20:30(予定) 
会  場:
朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
(研究大会会場の中です!!是非とも気軽にご参加ください。新潟らしさ満載です!)
参加費:
事前・当日ともに
医師 10,000円  ・  医師以外 7,000円
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