【公募】ワークショップ2
「クリニック医師のためのワークショップ:USカテゴリー3の症例どうしていますか?」
このワークショップでは、精密検査機関として機能している乳腺クリニックの医師(非常勤でクリニックに勤務している医師も含みます)を主な対象として、良性疾患と判定した症例の適切な経過観察を考えるセッションです。
有症状者や要精密検査と判定された方に対して精密検査を行い、線維腺腫や乳腺症等の良性病変と判断した場合一定期間経過観察する症例があると思います。その症例に対しどのような考え方で経過観察をしていらっしゃいますか?組織生検はやるとしたらどのタイミングで行いますか?このセッションでは何らかのコンセンサスを得るのではなく、ディスカッションにより、患者様のためにより良い明日の診療につなげられるようにしたいと思います。
会場では次に示す症例(超音波画像参照)に対しての総合討論をしたいと思います。
このような症例ではどのような診療方針にしますか?
症例1)40歳代 低エコー腫瘤 最大径24mm 縦横比0.68、境界は比較的明瞭平滑
症例2)30歳代 低エコー域 片側性、局所性で 点状高エコーはなし
画像の転用は固くお断りいたします。
例に示したようなカテゴリー3の症例に対し、皆様の施設ではどのような初回検査、その後の組織生検、どのような経過観察を行いますか?
抄録には皆様の施設でのUSカテゴリー3症例の診療方針に対する基本的な考え方と、以下の項目に対する答えを入れて抄録を作成してください。
この1)の項目は必須にしてください。
1)あなたの施設の保険診療(精密検査)での超音波検査についてお聞きします(必須)
- (1) 2019年4月から2020年3月までのべ超音波検査数(人)
- (2) そのうちカテゴリー3と判定した症例数
- (3) カテゴリー3とした症例で針生検を施行した症例数
- (4) (3)のうち乳癌と診断した症例数
次の項目についての方針を示してください。(選択)
2) 示した画像のような人が来た時に初回の検査項目はどうしますか?
- (1) 初回で針生検(CNB VAB)をしますか、しませんか? 細胞診を行う場合はありますか?ある場合にはどのような症例に行いますか?
- (2) 生検前にMRIを行いますか?
3) 初回に針生検をする場合
- (1) 良性と判断された場合あるいは鑑別困難だが良性の可能性が高そうな場合はその後の経過観察の期間、モダリティ、間隔はどうしていますか?
- (2) どのようなとき再度 生検を考えますか
- (3) 保険診療での経過観察を終了して通常の住民検診、人間ドックなどの健診にまわす条件は?症例2は30代であり、住民検診の対象ではない。そのような症例はどうしますか?
4) 初回に針生検をしない場合
- (1) その後の経過観察の期間、モダリティ、間隔はどうしていますか?
- (2) 初回の生検で良性だった場合に、どのようなとき再度 生検を考えますか
- (3) 保険診療での経過観察を終了して通常の住民検診、人間ドックなどの健診にまわす条件は?症例2は30代であり、住民検診の対象ではない。そのような症例はどうしますか?
このような内容を含めた抄録を文字制限内でお願いします。
多数の応募をお待ちしております。