理事長挨拶
2025年7月26日(土)、27日(日)の2日間にわたり、広島国際会議場におきまして日本臨床歯周病学会 第43回年次大会を開催いたします。
日本臨床歯周病学会は、本会は1983年の発足以来、歯周治療の普及に尽力してきました。歯周治療の重要性を啓発し、保険診療収載のきっかけを作り、豊かで健康な国民生活の増進に寄与するために、歯科医療の発展に邁進して参りました。
今大会のテーマは、「ペリオサミット 2025 in 広島 ~重度歯周炎StageⅣへの挑戦~」とし、歯周病新分類に基づいた歯周治療についてのディスカッションが企画されております。
重度歯周炎と向き合い、多くの臨床医・歯科衛生士の臨床姿勢や意見を伺える熱い2日間になると期待しております。
また、本大会においては、各支部から選ばれた珠玉の会員発表、久々に海外講師を招聘しない国内演者をメインとしたシンポジウムおよび講演を企画いただき、大変楽しみにしております。また、AAP会長であるGeisinger先生から特別講演を、台湾歯周病学会のRen Yeong Huang会長と多くの会員の皆様、そしてフィリピン歯周病学会のVivian C. Virata会長も来日され、各学会より会員発表をいただく予定になっております。国際交流は本会の強みであり、世界の潮流を感じることができる貴重な機会になっております。
そして、このような素晴らしい年次大会が開催できるのも、ひとえに日頃より多大なるご支援頂いています賛助会員の企業様のご支援ご協力の賜物であり、この場を借りて、心より感謝申し上げます。
大江丙午 大会長、藪健一郎 実行委員長はじめ大会実行委員会の皆様のご尽力により、第43回年次大会は大変充実したプログラムになっております。
今年も暑い夏がやってきそうです。会員をはじめ、ぜひ多くの歯科医療関係者にご参加いただき、夏真っ盛りの広島で多くの会員の皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。
特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会
理事長 石 谷 昇 司