大会長ご挨拶

第44 回日本超音波検査学会学術集会
大会長 武山  茂
国立病院機構横浜医療センター 臨床検査科

このたび第44 回日本超音波検査学会学術集会を2019年4月27 日(土)~29 日(月・祝)の会期で,横浜国際平和会議場(神奈川県横浜市)において開催する運びとなりました.

1975年に第1回研究会が開催されて以来,学術集会の開催は今回で44回となります.本学会の正会員数は23,000を超える大規模な学会であり,この伝統ある学会の学術集会をさせていただくことになり, 大変光栄に思います.

本学術集会のメインテーマは「未来へつなぐ - One step beyond -」といたしました.

つなぐという言葉は個々人で異なります.明日へ,数週間後へ,数か月後へ,数年後の未来へのつながりかもしれません.先達の先生がたが築き上げてきた技術や知識,経験を次世代へとつなぐための「種蒔き」にしたいという願いから,今回のテーマにしました.

特別講演は,医療法人社団進興会 理事長,  医療法人社団ミッドタウンクリニック 理事の森山紀之先生に「幸せながん患者 ~標準的な治療法から最新の治療法まで~」と題し講演していただきます.また教育講演は, 東邦大学医療センター大橋病院の関口隆三先生に「USがCT・MRIを超えるために (最新の撮像法を含めて)」,埼玉医科大学国際医療センターの岩永史郎先生に「未来につなぐ -後輩に伝えたい心エコー定量評価のポイント-」,自治医科大学臨床検査医学講座の谷口信行先生に「小児甲状腺超音波検査検診と甲状腺癌 -原発事故後8年を経過して-」と題し,講演していただきます.各分野で非常に興味のある内容だと思います.多数のご参加をお待ちしています.

学会企画としては,基礎から応用まで幅広い領域で役に立つ内容になるよう準備を進めてまいります.

詳細は決定次第,随時HPにてお知らせいたしますのでご覧ください.

開催地の横浜は,広大で美しい港をもった都市であり,清々しい開放感に溢れています.参加される皆さまに学術研鑽と併せて,ぜひ様々な各種観光名所へもお立ち寄りいただき, 横浜での滞在を存分に満喫していただけるよう,スタッフ一同,お待ちいたしております.

2018 年7月吉日

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