第5回日本血管不全学会学術集会・総会の開催にあたり
第5回日本血管不全学会学術集会・総会は、すでにご案内しておりますように東京で開催予定であったものを11月1日(日)に延期して栃木県下都賀郡壬生町の獨協医科大学で開催させていただく予定で準備を進めてまいりました。しかしながら新型コロナウイルス感染拡大の収束が期待できない中、昨今の情勢を鑑み従来型の集会を断念せざるを得ず、本学術集会をWEB開催とさせていただくことを決断いたしました。
今回のテーマは「血管不全学:令和への新展開」です。
全国の病院や研究機関で、動脈硬化・炎症・代謝障害や加齢に伴う血管不全を研究し、診療にあたる医師をはじめ、技師や看護師といったメディカル・スタッフ、志が同じである方に広くご参加いただき、ご発表いただくことで専門家との間で忌憚のない情報交換が出来るような会にするため、現在の状況下においても我々が持つ情報や意思を何としても遅滞なく可能な限り多くの人に伝達しなければならないと考えております。
なんとかWEB開催において本会を魅力あるものにすべく鋭意準備を進めて参りますので、多くの皆様にご聴講いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年8月12日
第5回日本血管不全学会学術集会・総会
会 長 井上 晃男
(獨協医科大学 心臓・血管内科/循環器内科 教授)