ご挨拶

この度2016年7月30日(土)31日(日)にパシフィコ横浜にて、第5回小児診療多職種研究会を開催する運びとなりました。

少子高齢化と言われ久しくなりますが、少子化の中でも子どもたちを取り巻く環境はここ数年で大きな変化があります。社会的な問題となっている児童虐待や犯罪の低年齢化、あるいは発達障害児や重症児の増加、被災した東北の多くの子どもたちの生活など、医療・教育・福祉など、それぞれの現場だけでは対応することが非常に難しい状況になっています。本会は、医療・教育・福祉の現場で子どもたちに携わっている方々を対象に「お互いの専門性を尊重しながら、平等な立場で勉強しあう場」として発足した研究会です。

第1回、第4回は北九州、第2回は青森八戸、第3回は東京大田区でそれぞれ開催され、会を重ねるごとに参加される職種も増え、小児科医・他科医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床心理士・チャイルドライフスペシャリスト・臨床検査技師・栄養士・保健師・学校関係者・保育関係者・福祉職員などが、それぞれの現場での問題点や新しい取り組みなどについて話し合い、互いに学び合い、発展して参りました。また、同時に開催されます市民向けの公開講座では、医療現場だけではなく子どもをとりまく様々な社会情勢について、参加者も一緒に考えることができる講演を多数企画しております。

多くの方々のご発表、ご参加を心よりお待ち申し上げております。

第5回日本小児診療多職種研究会

会頭 本田真美

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