当番世話人あいさつ

第36回近畿内視鏡外科研究会
当番世話人  川村 純一郎
(近畿大学医学部外科学 下部消化管部門 主任教授)

このたび、第36回近畿内視鏡外科研究会の当番世話人を拝命し、たいへん光栄に存じます。

本研究会は内視鏡外科の黎明期から30年以上続く、歴史と伝統ある研究会ですが、新型コロナウイルス感染拡大により、第33回・34回はWeb開催を余儀なくされました。そして昨年第35回研究会では、当番世話人の篠原先生のもと3年ぶりに現地で開催されました。現時点でも新型コロナウイルス感染状況は先行き不透明な状況ですが、「再始動」した本研究会の歩みを加速し、内視鏡外科のさらなる発展につなげたいと考えております。

今回のテーマは、「万里一空」とさせていただきました。宮本武蔵が著したとされる武道書『五輪書』に由来し、目標・目的・やるべきことを見失わずに励む、頑張り続けることを意味します。この内視鏡外科の領域は、多くの外科医が新しいことに挑戦しながら発展してきました。そして新型コロナウイルス感染拡大の今も、新たな挑戦に向かって切磋琢磨を続けていることと思います。本研究会では、内視鏡外科に関するこれまでの発展や新たな挑戦を存分に披露していただき、意見交換していただければ幸いです。

皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げております。