演題募集

応募期間

2023年4月17日(月)~5月15日(月) 5月29日(月)
演題募集期間を延長いたしました。
6月12日(月)
演題募集期間を再延長いたしました。

演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

演題募集要項

項目 文字数
演題名 全角50文字以内
抄録本文 全角500字以内
共著者 10名まで

※写真・図表は使用できません。

募集演題

ワークショップ(公募)

1.上部消化管(食道)
「鏡視下食道癌手術における各施設の流儀」
外科手術の手技は合併症を起こさず癌を根治に導くために進歩してきた。特にその拡大視効果により精緻な切除を可能にする鏡視下食道切除は急速に普及し、反回神経周囲リンパ節郭清をはじめとする各リンパ節郭清精度の追及、迷走神経枝、気管支動脈、胸管及び奇静脈弓の温存の是非など、各施設の流儀があろう。外科手技にエビデンスの構築は難しいのが実情とはいえ、このセッションではその外科医ならではのこだわりの流儀について自由に披露していただきたい。
2.上部消化管(胃)
「噴門側胃切除後の各再建方法の特徴を考える(再建方法のTips & Tricks)」
噴門側胃切除による逆流防止機能の消失は必発であり、これを補填するために様々な再建方法が考案され、いずれも良好な成績が報告されている。ただ、このような機能改善を目的とした手術手技を行う場合には、機能改善の機序と手技的ポイントを十分把握・理解したうえで施行しなければ、十分な結果が得られないと考える。
そこで今回、各施設で行っている再建方法において、機能改善機序と手技のポイントをビデオ等で明確に提示、説明していただき、治療成績を発表していただければと考える。
3.下部消化管
「ロボット支援下結腸切除術:導入と定型化」
結腸癌に対するロボット支援下手術は、2022年に保険が適応された。先に広まっている直腸癌手術の経験から、その導入のハードルは比較的低いと思われるが、ロボットの手術枠やコストの問題により、その施行症例数は現状では施設ごとに様々であると思われる。今後さらなる手術手技の普及に向け、各施設の現状と手技の工夫、治療成績について議論していただきたい。
4.下部消化管
「下部直腸癌に対して確実なTMEを行うための工夫」
近年、直腸癌の治療成績向上のため、術前放射線化学療法やtotal neoadjuvant therapy(TNT)など新しい治療方針が普及しつつあるが、手術における基本概念はTotal mesorectal excision(TME)である。特に下部直腸癌では、骨盤深部での操作が必要となるため、他の大腸癌手術と比べて手技の難易度が高く、確実なTMEを行うために、腹腔鏡手術・taTME・ロボット支援下手術など、様々なアプローチが行われている。このように治療が複雑化するなか、今回は再度基本に立ち返り、確実なTMEを行うための手技のポイントについて、若手外科医の手術手技向上につながる演題を広く募集したい。
5.肝胆膵(膵臓)
「ロボット支援下膵切除術:手技の定型化と治療成績」
2020年4月の保健収載以来、ロボット支援下膵切除術、特にロボット支援下膵体尾部切除術は、多くの施設に導入され症例も集積されている。各施設における手技の定型化に向けた工夫や標準化について治療成績とともに発表いただきたい。また、ロボット支援下膵頭十二指腸切除術も導入施設が徐々に増加している。各施設の導入期における問題点や、手技の工夫・定型化、治療成績など、幅広く演題を募集する。
6.肝胆膵(肝・胆)
「ロボット支援下肝切除術:手術の工夫と導入期の治療成績」
2022年4月より本邦においてロボット支援下肝切除術が保険適応となり、各施設において導入が進められている。本セッションでは、各施設より広く演題を募集し、導入期における手技の工夫や治療成績について発表いただきたい。少ない経験からでも、情報共有と活発な議論により今後の手技・治療成績向上につながるセッションとしたい。
7.呼吸器
「鏡視下肺区域切除術におけるポイントと合併症対策」
近年、肺癌縮小手術、特に区域切除に関する大規模な臨床試験の結果が次々に発表され、区域切除実施数は増加すると予想されるが、肺葉切除と比較して、十分な解剖の理解と複雑な手技を求められ、合併症の増加も懸念される。また、鏡視下手術には、ロボット支援下手術、単孔式手術、ハイブリッド手術など様々なアプローチがあり、安全に実施するためにはそれぞれのポイントを十分に理解する必要がある。安全な鏡視下肺区域切除のポイントと、合併症対策について、経験と文献的考察を踏まえ、議論していただきたい。
8.技術認定
「技術認定取得のためのロードマップ」
技術認定の取得は若手外科医にとっての目標の一つであるが、その合格率は3割前後と難度の高い試験である。その合格に向けた修練においては、各症例の手術をただ場当たり的にこなすのではなく、明確なビジョンを持って正しい行程を踏むことが重要である。今回は技術認定取得に向けた各施設の取り組みについて、指導医、すでに合格した若手外科医、現在修練中の外科医、それぞれの立場からの演題を広く募集したい。
9.ヘルニア
「鼠径部ヘルニアにおける外科医教育」
鼠径部ヘルニアに対する手術は鼠径部切開法(前方アプローチ)、腹腔鏡下修復手術(TAPP. TEP)や自費診療でのロボット支援下修復術まで多様であり、各施設により適応、手術方法や修復デバイスが異なる。一方、ヘルニア疾患は困難症例を除き、他の外科手術疾患と比べて若手外科医や外科専攻医が執刀の機会を得る可能性の高い疾患である。そこで各施設での鼠径部ヘルニアに対する治療方針について提示していただくと共に、外科手術教育の観点からの指導方針について発表していただきたい。また実際に教育を受けた修練医の発表も受け付けたい。

一般演題(公募)

内視鏡外科に関わる医師、看護師、技師の方々の臨床研究や症例報告、手術手技や機器に関する演題を幅広く募集いたします。

  1. 食道
  2. 胃・十二指腸
  3. 大腸・小腸
  4. 肝臓・脾臓
  5. 胆道・膵臓
  6. 呼吸器
  7. ヘルニア・腹壁
  8. その他

採否通知

演題の採否・発表形式・発表セッションにつきましては、当番世話人に一任願います。
ワークショップに応募された場合でも一般演題に採用させていただく場合がございます。予めご了承ください。
演題の採否通知は、運営事務局より8月上旬~中旬頃メールにてご案内いたします。
その他連絡事項はホームページでお知らせいたしますので、適宜ご確認をお願いいたします。

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近畿大学医学部 外科学教室 下部消化管部門
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