定員制プログラム

定員制・事前申込が必要なプログラム

以下のプログラムは事前申込が必要になります。
大会ホームページよりお申し込みください。先着順、定員制ですのでお早めにお申し込みください。定員に達し次第、受付を終了いたします。
◎研究大会への事前参加登録が必須です。定員制プログラムのみの参加はできません。
◎同一プログラムへのお申込は1施設あたり2名様までとさせていただきます。
◎一部に参加対象が限定されたプログラムがございます。
◎各プログラムの実施時間は若干変動する場合もございます。

ワークショップ 1 (エピペン)
【タイトル】
食物アレルギーの緊急時対応についてロールプレイで体験しよう
【日  時】
2025年7月20日 (日) 9時20分~10時50分 第3会場(902号室)
【定  員】
60名
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
ひばりがおか こどもとアレルギーのクリニック PAE (小児アレルギーエデュケーター)看護師 若林 由花
【概  要】

食物によるアレルギー反応は原因となる食べ物を食べた数分後から2時間以内に症状が現れることが多く、蕁麻疹やかゆみ以外にも全身のさまざまな部位に症状がみられ、急に悪化することもあります。中でも多臓器に症状が現れるアナフィラキシーには注意が必要で迅速な対応が求められます。アナフィラキシーの原因は食物以外にも薬物やハチ毒などがあり日本でも毎年数十名の方が命を落としています。病児施設などの集団生活においては、おやつや食事、投薬の時間にアナフィラキシーを起こすリスクが上がります。施設で重要なことは事故防止とアナフィラキシーが起きた時の緊急時対応だと考えます。保育に関わる全てのスタッフが食物アレルギーの知識やアドレナリン自己注射(エピペン®)の手技を習得しておくことは必須であり、そのためには定期的な講習参加や施設内の状況を考慮した役割分担が必要と考えます。今回のワークショップでは、食物アレルギーの基礎知識から症状が出た時に慌てないようにするにはどうしたら良いかなど、ロールプレイを交えながら体験していただきたいと思います。

ワークショップ 2 (食育)
【タイトル】
病児保育における安全な食事提供について
年齢や病状に応じた食事の工夫やリスク管理を学ぼう
【日  時】
2025年7月20日 (日) 11時20分~12時20分 第5会場(906号室)
【定  員】
30名
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
はあと在宅クリニック 管理栄養士 安楽 柚香
【概  要】

様々な月齢・症状のお子様を同時にお預かりすることが想定される病児保育では、食事提供は“安全”であることが大前提となります。では、“安全”とは?現場で起こりうる事例をもとにディスカッションを行い、食事提供における“安全”に対し、より理解を深め、管理栄養士の観点から改善策や工夫できる点などをお伝えできればと思います。
施設ごとに環境は異なりますが、子どもたちへの最善の食提供に必要な知識を増やして対応力のある病児保育室を目指しましょう

ワークショップ 3 (摂食)
【タイトル】
「子どもが飲み込み、食べることを追体験してみよう。摂食のプロセスを楽しもう。」
【日  時】
2025年7月20日 (日) 14時10分~15時40分 第5会場(906号室)
【定  員】
30名
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
つくば国際短期大学 教授 桜井 ますみ 先生
【概  要】

美味しいものを食べるのは、人生の楽しみであり心の健康を保つのに欠かせない。赤ちゃんはどのように食べ物を体に入れ、それが大きくなるにつれてどう変化していくのか、ざっくりと体験的に追ってみようと思う。乳児期からの摂食をたどる。
大人になった我々にとって、できない能力を赤ちゃんは持っているかもしれない。何らかの発見ができると、子どもにご飯を食べさせるという保育がより楽しくなるかもしれない。
病児保育では、普段と異なる環境で、しかも病気で食欲のない状態の昼食も多いだろう。ある日突然、病児保育で保育者と子どもと信頼関係ができるか、できることもあるかもしれないがなかなか難しい現場である。子どもたちには、乗り越える力があるのかもしれないが。
食べることは命をいただくこと。とても大切でたのしみで奥深い。味わう時間にできたらと思っている。

ワークショップ 4 (絵本)
【タイトル】
「絵本作家が教える 絵心なんてなくても絵は簡単に描ける」
【日  時】
2025年7月20日 (日) 16時00分~17時30分 第5会場(906号室)
【定  員】
40名
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
有限会社ワイズハート 代表取締役 山口 トオル 先生
【概  要】

病児保育では体調が優れず、不安な気持ちでいっぱいな子どもたちをお預かりしています。保育士や看護師は、そんな子どもたちが安全に、少しでも楽しんで帰っていただけることを目標にお預かりしています。
子ども達に楽しんでもらうためにいろいろな室内遊びを提供しています。車やおままごとなどのおもちゃやカードゲーム、絵本などさまざま。ぬりえやお絵かきが好きな子どももいるでしょう。そんな時、「子どもが好きなキャラクターを描けたら…」「かわいい絵を描いてあげたいけど絵が苦手で描けない」「心からお絵かきを一緒に楽しめない」、そう思うことはありませんか?
今回のワークショップでは、「絵を上手に描くには絵心が必要なのか?」をテーマに、誰でも簡単に描けるようになるコツをお伝えします。
皆さん一緒にお絵かきを楽しみましょう!

ワークショップ 5 (ディスカッション)
【タイトル】
「病児保育室での気になる子の対応に関してのワークショップ ~事例を元に考える~」
【日  時】
2025年7月20日 (日) 16時30分~18時00分 第2会場(901号室)
【定  員】
30~35名程度
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
後日決定 (ホームページに記載)
【概  要】

病児保育の中で、発達面でサポートが必要だと思うお子様の対応に困った経験はないでしょうか?
今回は、気になる子 (発達面や行動面で特別な配慮が必要な子ども)の対応スキルを学びます。
具体的な事例を元に、グループディスカッションし、現場で活用できる知識を深めたいと思います。保育現場での困難な場面にも自信を持って対応できる力を付けましょう。

ワークショップ 6(ディスカッション)
【タイトル】
「病児保育における異年齢預かり児の遊びの展開を考える」
【日  時】
2025年7月21日 (月) 10時50分~12時20分 第3会場(902号室)
【定  員】
30~35名程度
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
後日決定 (ホームページに記載)
【概  要】

病児保育の現場で、異年齢の子どもが一緒に過ごす際、どのように遊ぶか困った経験はありませんか?
今回のワークショップでは、年齢や発達段階が異なる子どもたちの特性を理解し、安全かつ楽しい遊びを提供するスキルを身に付けたいと思います。
グループワークの中で、事例を元に異年齢保育における遊びを考え、情報交換することで、柔軟な対応力、具体的な遊びを学びましょう。

ワークショップ 7(救命救急)
【タイトル】
「こんなときどうする?!-子どもの急病時の対応と事故発生時の応急処置-」
【日  時】
2025年7月21日 (月) 10時50分~12時20分 第2会場(901号室)
【定  員】
40名
【対  象】
保育士・看護師
【担  当】
名古屋葵大学 健康科学部看護学科 橋本 侑美
(令和7年4月に名古屋女子大学から名古屋葵大学に名称が変更)
【概  要】

病児保育でお子さんを預かる中で、子どもの急な症状の変化、子どもの危険行動にヒヤッとしたり、初期対応に戸惑いを感じたという経験はありませんか?病児保育では、体調不良の原因が異なるお子さん、異なる発達段階のお子さんを預かることから、小さな症状の変化に気づくこと、危険を予測して事故を未然に防ぐこと、症状の変化や事故発生時には、適切な初期対応を行うことが求められます。
このワークショップでは、病児保育の現場で起こり得る事例をもとに、グループワークを通じて具体的な対応方法を考え、共有しながら、明日からの保育につながるヒントを得ていただきたいです。

<スペシャルインタレストセッション>
【タイトル】
病児保育でのチームマネジメント~施設長・リーダーの立場で病児保育チームの円滑な運営のためのマネジメントができるようになるためには~
【日  時】
2025年7月20日 (日) 14時10分~15時40分 第4会場(903号室)
【定  員】
50名
【対  象】
病児保育専門士
【担  当】
資格認定委員会
【講  師】
谷口 真紀先生( 一般社団法人キャリアヘルス研究所)
【概  要】

マネジメントの基本は、情報の流れを明確にし、スムーズに情報伝達を行い子どもを中心とした病児保育チームが、病児(または病後児)に関して同じ視点に立ち子どもにかかわれるようなコミュニケーションを行うことです。保護者も子どもも不安になる病気の際に大きな支えとなる病児保育。そこに携わる病児保育専門士は、病児の様子を丁寧に観察し、安心の中でケアをするだけでなく、保護者の支えとなり、医療専門職との連携も密に行う必要があります。この研修では講義とグループワークを交えながら、「情報」のマネジメントを中心に多様な専門職と保護者との密な連携を要する病児保育の現場で役立つ知識を得ることと、それを実践できるようになるまでを目指します。
講師の谷口先生は、新人から園長との豊富な面談経験があり、保育士等キャリアアップ研修マネジメント研修講師や組織運営コンサルティングの実績があるキャリアコンサルタント・公認心理師・保育士です。病児保育専門士の皆様にぜひご参加いただきたいセッションです。

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