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鶴見大学歯学部口腔内科学講座
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大会長挨拶

鶴見大学歯学部口腔内科学講座 教授

大会長 里 村 一 人

一般社団法人口腔内科学会および一般社団法人日本口腔診断学会の会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと拝察申し上げます。

さて、このたび第28 回日本口腔内科学会と第31回日本口腔診断学会の合同学術大会を担当させていただくこととなりました。皆様ご存じのように、両学会はその目的や活動内容が近いことから、これまで極めて良好な関係を築き上げてまいりました。平成20年および22年には互いに共催という形で、平成23年からは原則合同開催という形で学術大会が開催されてまいりました。このような流れの中で、ついに昨年には、北海道大学の北川善政教授が第27回口腔内科学会学術大会と第30回口腔診断学会学術大会の大会長を兼任される形での初の合同学術大会が開催されるに至りました。本年の両学会学術大会もこの流れを継続する形で、2018年9月14 日(金)・15日(土)の2日間にわたり、横浜市開港記念館を会場として開催させていただきます。今回このような機会を与えていただきました口腔内科学会の中村誠司理事長、口腔診断学会の笹野高嗣前理事長および伊藤孝訓理事長、両学会役員と会員の先生方、さらには関係の皆様に心より御礼申し上げます。

未曾有の超高齢社会を迎えたわが国においては、今後口腔がんを含むさまざまな口腔疾患を有する国民、口腔に症状を呈する全身疾患を有している国民、口腔に副作用が出現するような先進的治療を受けている国民が増加するものと予想され、これらの早期発見のための新しい診断法の開発や高齢者にも適用可能な新規の低侵襲治療法の確立は喫緊の課題であるといえます。この点からすれば、さまざまな口腔顎顔面疾患に対する内科的治療、低侵襲治療を開発、実践することを目的の一つとした口腔内科学会、各種口腔顎顔面疾患の診断に関連する研究、教育、臨床に関する情報交換を通して、口腔診断学の発展に貢献することを目的とする口腔診断学会の果たすべき社会的役割は今後ますます重要となるものと考えられ、両学会が合同で学術大会を開催することは極めて有意義なものと考えられます。

このような観点から、本学術大会のテーマは「口腔顎顔面疾患の診断・治療の新時代に向けて」とさせていただきました。口腔顎顔面疾患に対する新しい診断法や治療法につながるような新技術や最先端の医学的知見に触れていただくことができる特別講演や教育講演をお聞きいただけるよう、鋭意準備中です。また関係する他学会との共催シンポジウム等も企画させていただく予定としております。是非ご期待いただければ幸甚に存じます。

国際都市横浜は交通の便もよく、風光明媚で、何をするのにもふさわしい都市です。是非学会の合間に、さまざまな横浜の素顔をお楽しみいただければと存じます。最後となりましたが、本学術集会が会員の皆様にとって有意義なものとなるよう、教室員一同一丸となって準備を進めさせていただきますので、ぜひとも多くの会員の皆様、臨床医、大学院生等の方々にご参加いただきますよう、心よりお願い申し上げ、大会長としてのご挨拶とさせていただきます。

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